在庫管理術

在庫差異【在庫差異率の計算式と許容範囲・原因や影響と対策法のIoT】

在庫差異とは

在庫差異とは

在庫差異(読み方:ざいこさい/英語:Inventory variance)とは、データベースや帳簿などに記載されている帳簿在庫数と、倉庫内にある在庫を場所や種類、作業する日などの項目にわけて、実際の商品在庫数を数え、在庫総額を計算する業務=棚卸で把握した実在庫数の差のことで、棚卸差異(読み方:たなおろしさい)とも呼ばれています。

在庫差異は、企業の経営や財務状況に大きく関わるため、原因を突き止めて、在庫差異を適正に保つことが重要です。

この記事では、在庫差異の原因や影響、在庫差異マイナスや教養範囲、在庫差異率についてわかりやすく解説していきます。

また、在庫差異の対策をサポートする今、話題のIoT機器についてもご紹介!

在庫差異率とは【計算式・許容範囲】

在庫差異率とは、帳簿在庫数と棚卸で把握した実在庫数の差異(違い)率のことです。

以下の計算式で求められます。

在庫差異の計算式

    • (実際の在庫数-帳簿上の在庫数)÷ 帳簿上の在庫数

    具体例をあげると・・・。


    帳簿在庫数が100個
    棚卸で把握した実在庫数が90個の場合、実在庫数が100個マイナス
    (90ー100)÷ 100=0.1
    なので、在庫差異率は0.1%になります。

    帳簿在庫数が90個
    棚卸で把握した実在庫数が100個の場合、実在庫数が100個プラス
    (100ー90)÷ 90=0.1
    なので、在庫差異率は0.1%になります。

    在庫差異はない方が良いに決まっていますが、どうしても少なからず発生してしまうのが現実・・・。

    棚卸差異率の許容範囲は一般的に5%までとされていますので、その数値を上回ってしまった場合は、早急に原因解明と対策が必要です。

    また、実在庫数がマイナス(足りない場合)は、棚卸減耗(棚卸差損)と呼ばれています。

    棚卸減耗の発生額を小さくすることは、原価の適正性を高めることにつながるだけでなく、生産・販売効率を高めることにもつながるため、健全な経営を行うためにはとても重要な意味を持ちます。

    在庫差異の発生原因

    このように企業にとって経営を左右しかねない在庫差異ですが、具体的になぜ発生するか?まずはその原因を知っておきましょう。


    • 作業ミス

      数量や品目の数え間違い、数え忘れ、重複カウント、記入(入力)間違い、記入(入力)漏れなどの人的ミス

    • 在庫管理(棚卸)のルールが徹底されていない(ルーズ)

      在庫管理(棚卸)を行う日時や担当者、役割分担がしっかりされていないことによるトラブル。やったはず、あの人がやったと思ったなどということも。

    • 仕入れ・発注ミス

      帳簿在庫数のデータが間違ったまま発注、仕入れを行うことで、実在庫との数に大きく開きが起こる=在庫差異がアップする

    • 仕入れ先のミスや遅延

      仕入先による伝票の記載ミスや納品書・請求書などの書類遅延、納品された数の間違いなど

     

在庫差異の影響・デメリット

在庫差異が発生することで以下のような影響・デメリットが生じてしまいます。

在庫差異のデメリット
  • 過剰在庫や在庫不足による販売の機会損失などキャッシュフローの悪化

  • 納品や製品提供の遅延による顧客満足度の低下

  • 現場スタッフの疲労による生産性低下

在庫差異の対策方法

では、在庫差異を減らすためには具体的にどのような対策が効果的なのでしょうか。
在庫差異の対策方法

上記のような対策で多くの在庫差異の発生を抑える対策を行っていますが、
 
例えば、ハンディターミナルでの作業は目視での管理より確かに労力は削減されますが、スキャン漏れなどのミスは完全に防げませんし、結局、スキャンするという手間暇はかかります。

また、在庫管理システムもなかなか使いこなせない、ルール化してもすぐにまた曖昧になってしまう・・・。

といった具合に新たな課題が現場では発生しています

次の章では、このような課題を解決する今、話題の在庫管理(棚卸)を自動化するIoT機器についてご紹介していきます。

在庫管理(棚卸)を自動化するIoT

在庫不足は売上の減少に、過剰在庫は倉庫スペースの圧迫や在庫ロスに繋がるため、在庫管理は必要不可欠な業務です。

新型コロナウイルス、人手不足などさまざまな問題に直面している状況下において、いかに効率化して正確に在庫管理を行うことができるかが重要となります。そこで注目され、近年続々と各企業で導入されているのが在庫管理の自動化であり、その最も有効な方法として以下の2つが大きなキーワードとされています。

DX(デジタルトランスフォーメーション)

企業の営みや産業全体をデジタルの力でよりよくしていく取り組み

IoT(Internet of Things)

IoT=「モノのインターネット化」

IoT機器を導入することにより、「自動化」や「見える化」が可能になり、棚卸、現場作業の改善、在庫管理、工程管理、品質管理なども効率的に行えるようになります。

このように稼働状況や生産状況、在庫などのデータを分析することで、人力では発見しにくい問題や傾向なども把握できるようになり、生産性の向上やロスタイムの削減につながります。

デジタルテクノロジーを駆使して、企業経営や業務プロセスそのものを根本的に改善していくDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現するためにIoTは欠かせない要素となります。

また、新型コロナウイルス対応などで業務に忙殺されている医療分野や調剤薬局、リモートワークを取り入れたい現場スタッフをサポートすることも大いに期待されています。

次の章では置くだけで在庫の見える化が可能!今、話題のIoT機器「スマートマットクラウド」をご紹介します。

在庫差異の対策をサポートする!スマートマットクラウド

スマートマットクラウドとは

スマートマットクラウドは、株式会社スマートショッピングが運用するIoT機器スマートマットを利用した在庫管理・発注自動化サービスです。

今までありそうでなかったスマートマットが重さで在庫を検知するというシンプルな仕組みを利用して、残量/残数をスマートマットクラウドに保存。

タグやバーコードの貼り付け・読み取りなどの作業負担もなく、管理画面から実在庫の自動記録、確認ができます。

また、現場への導入に向けては、専門のカスタマー・サクセス担当が、お客様を厚くサポートします。

オフィスのコピー用紙、倉庫や工場の小さなネジ類、 冷蔵庫の見えない食材、遠方のお客様先に設置した自社製品など、業種・品目を問わず幅広い場面に対応。CSVやAPIを利用し、生産・在庫管理・購買システムとの連携も可能です。

スマートマットクラウドの主な機能と特徴は以下の通りです。

機能 スマートマットクラウド
計測最大重量 A3サイズ:100kgまで/A4サイズ:30kgまで/A5サイズ:5kgまで
マルチマット 複数台による計測可
在庫管理 可能
棚卸 可能
接続方法 Wi-Fiで接続
海外での利用 可能な地域あり
冷凍室での利用 可能
発注方法 メール、FAX、インフォマート、メディコード
発注方式 不定期定量発注と定期不定量発注の2種類
在庫量の遠隔監視 可能
アラート機能 在庫が少なくなったタイミングでのメール通知

※2021年8月現在の情報です。

信頼できる在庫管理システム「スマートマットクラウド」

在庫管理や棚卸の業務負担にお困りですか? 「スマートマットクラウド」が毎日の在庫管理業務を、劇的に改善。

「管理商材が多く、ICタグを貼る業務が負担」
「初期投資費用がかかりすぎる」
「システムを入れたけど結局棚卸が必要」

自社に合った在庫管理システムが見つからずお悩みの企業様。 費用面でも運用面でも導入のハードルが低く、 早期の導入効果を実現する「スマートマットクラウド」の資料請求はこちらです。

在庫管理から発注、棚卸まで不要!

  • 無料資料をダウンロード

関連記事

  • 棚卸ロスとは
    棚卸

    棚卸ロス【逆ロスとの違い・デメリット・ロス率の計算と平均目安・ロス率の下げ方・原因と対策】

  • 期首棚卸高とは
    棚卸

    期首棚卸高【期末棚卸高との違い・売上原価の計算・期末棚卸高との差額や不一致・勘定科目と仕訳】

  • 棚卸

    棚卸減耗【原因・計算方法・仕分方法・棚卸減耗損や商品評価損・正確な棚卸に役立つIoT】

在庫管理から発注、棚卸まで不要!

  • 無料資料をダウンロード

人気事例

在庫管理から発注、棚卸まで不要!

  • 無料資料をダウンロード
全自動で在庫管理・発注を行う! ︎