在庫管理術

発注

 

発注方式

発注方式の種類

発注方式の種類

在庫管理を最適化するためには、それぞれの在庫に適した発注方式を選ぶ必要があります。 発注方式は以下のように区分できます。

  • 定量発注方式
  • 定期発注方式
  • 不定期不定量発注方式
  • 簡易発注方式
  • 同期化発注方式
  • 分納発注方式

 自社オペレーション能力を踏まえた上で発注方式を選択しましょう。それぞれの発注方法の特徴についてくわしく解説します。

在庫管理・発注を自動化する

定量発注方式

定量発注方式とは

定量発注方式とは在庫が決められた発注点を下回った時点で決められた量を発注する方式です。発注点方式ともいいます。

▼定量発注方式の特徴

項目 定量発注方式
向いている在庫 出荷量が安定している
メリット 発注の手間がかからない
デメリット 急な需要の変化に対応しにくい

定期発注方式

定期発注方式

定期発注方式とは週に1度、月に1度という具合に決められたタイミングで必要な量を発注する方式です。

▼定期発注方式の特徴

項目 定量発注方式
向いている在庫 重要度が高い・高額である
メリット 経費コントロールができる
デメリット 発注の手間がかかる

不定期不定量発注方式

不定期不定量発注方式は発注点を決め、在庫が発注点を下回ったときに需要を予測して決めた発注量で発注する方式です。

▼不定期不定量発注方式の特徴

項目 不定期不定量方式
向いている在庫 高額である・季節商品
メリット 経費コントロールができる
デメリット 発注の手間が非常にかかる・発注者の勘に頼った発注になりやすい

簡易発注方式

取り扱い金額が少なく発注の手間を抑えたい在庫に適しているのが、簡易発注方式です。
発注点がわかりやすく、発注量の決め方も明快で需要予測を必要としないのが簡易発注方式の特徴です。
古くから製造業で使われている発注法「ダブルビン方式(2ビン法)」や「ミニ・マックス法」、は簡易発注方式に含まれます。

同期化発注方式

同期化発注方式あらかじめ業者と契約を結び、毎日や毎週など決まったサイクルで決まった量を納品してもらう方式です。 在庫補充の手間はかかりませんが、過剰在庫につながりやすいデメリットがあります。


分納発注方式

あらかじめ製造計画を立て、在庫が必要になるタイミングを割り出し、それに従って業者に分割分納をしてもらう方式です。 現在ある在庫と計画と照らしわせる作業が必要ですが、在庫過多になりにくい発注方式といえます。


発注方式の選び方

発注方式の選び方

 

在庫コントロールは、どの発注方式を選ぶのかが重要なポイントになります。
扱う全ての在庫を同じ発注形態にするのではなく、ABC分析を使って重要度を割り出し、最適な発注方法を選択するのが主流です。

  • Aランク(重要度:高)……定期発注・不定期不定量発注
  • Bランク(重要度:中)……定量発注
  • Cランク(重要度:低)……簡易発注・同期化発注

定量発注にも不定量発注にも対応する在庫管理専用IoT

スマートマットクラウドは2つの発注方式に対応

適切な在庫補充には在庫量のチェック発注点管理が必要ですが、どちらも企業にとっては負担のかかる業務。

モノに組み込まれているセンサーやデバイスをインターネットにつないでデータを集めるIoTシステムが注目を集めています。

在庫管理に特化したIoTシステム「スマートマットクラウド」は、定量発注と定期発注の両方に対応しています。

在庫量の確認や発注のタイミングを教えてくれるだけでなく、発注業務そのものを自動化することができます。

スマートマットクラウドのイメージ

現場のあらゆるモノをIoTで見える化し、発注を自動化するDXソリューション「スマートマットクラウド」を使えば、簡単に自動化が可能です。スマートマットの上に管理したいモノを載せるだけで設置が完了。

あとはマットが自動でモノの在庫を検知、クラウド上でデータを管理し、適切なタイミングで自動発注してくれます

さまざまな自動発注に対応

お客様の発注先に合わせた文面でメール・FAXの送信が可能です

在庫圧縮を促進

推移を把握できるグラフで適切な在庫量を判断し、在庫圧縮を促進します

置く場所を選びません

スマートマットはA3サイズ〜A6サイズまでの4サイズ展開。ケーブルレスで、冷蔵庫・冷凍庫利用も可能。

API・CSVでのシステム連携実績も多数

自社システムや他社システムと連携を行い、より在庫管理効率UPを実現します。

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