A. 品目数が少なく担当者が1〜2名であれば、Excelでの管理でも十分機能します。導入を検討する目安は、品目数の増加や拠点の分散によって「入力が追いつかない」「担当者以外が在庫を把握できない」状態が出てきたときです。全社一斉に導入する必要はなく、欠品すると業務が止まる重要品目から小さく始めるのが現実的です。
Q. 在庫管理は誰が担当すべきですか?
A. 在庫を実際に動かす現場の担当者が記録の責任を持ち、適正在庫の水準や発注ルールは管理者が決める、という分担が基本です。ただし、特定の担当者だけが在庫の状況を把握している状態は属人化のリスクになります。誰が見ても同じ在庫数がわかる仕組みを整えることが、担当者を決めること以上に重要です。
Q. 先入先出はなぜ必要なのですか?
A. 古い在庫が倉庫の奥に残り続けることを防ぐためです。食品や医薬品では使用期限切れによる廃棄に直結しますが、期限のない部品や資材でも、長期保管によるサビ・劣化・仕様変更による陳腐化が起こります。棚の奥から補充し、手前から取り出す配置にする、入庫日をラベル表示するといった物理的な工夫が有効です。