在庫管理術

歯科医院と新型コロナウイルス感染症【影響・対策・必要なIoTと歯科DX化】

歯科医院と新型コロナウイルス感染症
目次

歯科医院の新型コロナウイルス感染症の影響

飲食業やホテル・旅館業…をはじめ、さまざまな業界に影響を及ぼした新型コロナウィルス感染症。

歯科医院においても、以下のような影響があった(ある)との声があげられています。

  • 受診控え

  • スタッフの感染による人手不足による休診

  • 感染症対策のためのコスト増

  • 医療資材の不足や価格高騰

 

コロナ流行で歯科医院は負担増

この記事では、歯科医院の新型コロナウイルス感染症が業務に与える影響と対策、コロナ渦の課題をサポートするIoT歯科DXについてわかりやすく解説していきます。

在庫管理・発注を自動化する

国(厚労省)から歯科医院への新型コロナ感染症への取り組み通知

令和2年4月6日付けで、が厚生労働省より都道府県歯科医師会宛てで、新型コロナウイルス感染症に係る緊急事態宣言の解除を踏まえ今後を見据えた「歯科医療提供体制の検討及び歯科保健医療の提供について(依頼)」が通知されました。

それによると…。

新型コロナウイルス感染症への対策が求められる中であっても、国民の健康の保持・増進のため、歯科疾患の予防や重症化予防の取り組みが重要として、歯科医療機関および関係団体に対し、

  • 「今後、歯科診療を実施する上での留意点」

  • 「歯科疾患の予防・重症化予防の取り組み」

を示して、感染拡大防止策を適切に実施した上で歯科保健医療を提供するよう求めています。

つまり、新型コロナウイルスに対する持続的な対策を見据え、院内感染防止対策に取り組みながら歯科医療提供体制を維持することが必要とされています。

具体的には、

  • 歯科医療に関連する院内感染標準予防策を徹底すること。

 

  • 標準予防策に加え、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、歯科診療の特性を踏まえた適切な感染予防策を講じること。

 

  • 「新しい生活様式」においても、健康で質の高い生活を営む上で、歯・口腔の健康の保持・増進を図ることは重要。

    歯科医療機関において、歯科疾患の予防に関する適切な習慣の定着に向けた指導を含む口腔健康管理等、歯科疾患の予防や重症化予防の取り組みを図ること。
 

が示されました。

*標準予防策:2020年12月「感染症について正しく知ろう 新型コロナウイルス等の基礎知識と標準予防策」参照

歯科院内における新型コロナウイルス感染症対策チェックリスト

上記でご紹介した厚生労働省からの「歯科医療提供体制の検討及び歯科保健医療の提供について(依頼)」を踏まえ、日本医師会では新型コロナウイルス感染症対策チェックリストを作成。


感染症対策で歯科医院がやるべきこと

患者さんが安心して受診できるよう感染防止対策を徹底している歯科医療機関に対して、『みんなで安心マーク』を発行しています。

『みんなで安心マーク』は、日本歯科医師会ホームページから、感染対策チェックリストの全項目を実践していると回答した歯科医療機関に発行され、患者さんに対して感染防止対策に取り組んでいることを示す掲示用として活用されています。

歯科医院の業務課題と新型コロナウイルス感染症

歯科医院の業務は、患者への対応、治療、アフターケアをメインに多岐に渡ります。

また、院長、歯科衛生士、歯科助手、受付・事務などさまざまな役割を担うスタッフが必要です。

ただでさえ、日々多くの業務に追われる歯科医院にとって、新型コロナウイルス感染症対策チェックリストに沿った感染対策を行うことは、さらなる負担増となっています。

さらに、新型コロナウイルス感染症による「患者減・減収・経営不安」という課題を抱えている歯科医院の業務…。

そこで、今、業務効率化・経営の健全化を目指す歯科医院では、価格の高騰なども懸念されている医療資材の在庫管理発注業務を改善したいというニーズが高まっています。

在庫管理や発注業務は、「ミスがあってはいけない」「患者さんの治療に関わる」重要な業務にも関わらず、なかなか見えにくい経営課題の一つです。

ですが、このコロナ禍により、新たな対応を迫られる中、課題が表面化することになり、

  • 人力やエクセルによるアナログな方法からの脱却

  • 在庫管理や発注を自動化することで新型コロナウイルス感染症による課題を解消

という流れに大きく舵を切る必要に迫られています。

次の章では、在庫管理や発注を自動化するIoTや歯科DX化についてご紹介していきます。

歯科医院の新型コロナウイルス感染症の課題をサポートするIoT

歯科医院の新型コロナウイルス感染症の課題をサポートするIoTとDX

競合も多く、新型コロナウイルス感染症対策を徹底しなければならない中、取り組みたいのが、業務・経営を効率化することが急務とされています。

そして、そのために大きな課題となっているのが、医療資材の在庫管理や発注です。

消毒液、手袋、マスク…といった通常業務でも欠かせない医療材料は新型コロナウイルス感染症対策のために、ますます管理する数量も労力も増大…。

体温チェックや密を回避するために、これまで以上にスタッフの業務負担も増しています。

また、人材不足、スタッフが定着しない…といった人材面での課題もあげられています。

そこで注目され、近年続々と各企業で導入されているのが在庫管理・棚卸・発注の自動化であり、その最も有効な方法として以下の2つが大きなキーワードとされています。

DX(デジタルトランスフォーメーション)

企業の営みや産業全体をデジタルの力でよりよくしていく取り組み

IoT(Internet of Things)

IoT=「モノのインターネット化」

IoT機器を導入することにより、「自動化」や「見える化」が可能になり、棚卸、現場作業の改善、在庫管理、発注管理、品質管理なども効率的に行えるようになります。

このように稼働状況や生産状況、在庫などのデータを分析することで、人力では発見しにくい問題や傾向なども把握できるようになり、生産性の向上やロスタイムの削減につながります。

デジタルテクノロジーを駆使して、企業経営や業務プロセスそのものを根本的に改善していくDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現するためにIoTは欠かせない要素となります。

また、新型コロナウイルス対応などで業務に忙殺されている医療分野や調剤薬局、リモートワークを取り入れたい現場スタッフをサポートすることも大いに期待されています。

次の章では置くだけで在庫の見える化医薬品標準コード「メディコード」とのデータ連携が可能!今、話題のIoT機器「スマートマットクラウド」をご紹介します。

スマートマットクラウドで発注・在庫管理を自動化

スマートマットクラウドのイメージ

現場のあらゆるモノをIoTで見える化し、発注を自動化するDXソリューション「スマートマットクラウド」を使えば、貴院でも簡単に自動化が可能です。スマートマットの上に管理したいモノを載せるだけで設置が完了

あとはマットが自動でモノの在庫を検知、クラウド上でデータを管理し、適切なタイミングで自動発注してくれます。

さまざまな自動発注に対応

「スマートマットクラウド」は、メール・FAXに加え、医薬品やディスポーザブル製品の受発注などに広く使われている標準商品コード「メディコード」を使ったAPI連携により、貴院で現在お取引のあるCiモール、FEEDデンタル、P.D.R.オンラインなどの主要ディーラーに対し自動で発注を行うことができます。

スマートマットのサイズは、A6サイズ〜A3サイズまで

  • 倉庫室のラック上
  • 診療エリア備え付けの棚の中
  • 引き出しの中

貴院のスペースや使用状況、導線に合わせた設置が可能です。

次の章では、実際にスマートマットクラウドを導入した歯科医院の導入事例をいくつかご紹介します。

詳しく見る

スマートマットクラウド導入事例

スマートマットクラウドは、現在多くの歯科医院にご利用いただいています。新型コロナウイルス感染症流行による経営への影響を最小限に抑えるため、スマートマットクラウドを活用している事例を紹介します

 

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