在庫管理術
帳簿棚卸 | 在庫管理の基本
帳簿棚卸とは
帳簿棚卸とは棚卸の一種で、在庫を出し入れする度に在庫管理表に記録を残し、計算によって在庫高を計算する方法のことです。会社の利益を正確に把握し、正しい決算書を作成するために必要な手続きです。
帳簿棚卸の特徴
棚卸には
- 帳簿棚卸
- 実地棚卸
の2種類があります。健全な会社経営のためには、帳簿棚卸と実地棚卸の併用が欠かせません。帳簿棚卸のメリット・デメリットをまとめました。
▼帳簿棚卸の特徴
項目 | 帳簿棚卸 |
---|---|
メリット | 物流を止めずに実施できる・実地棚卸より手間がかからない |
デメリット | 在庫の汚損や型崩れ等の品質低下を把握できない・記入漏れやミスが発生する |
帳簿棚卸の方法
帳簿棚卸は、最終的に企業経営の状態を把握するために実施されるタスクです。
そのためには、在庫の保管棚からお店に出し入れした在庫の種類や個数などを正確に在庫管理表に記入することが大事です。
帳簿棚卸の作業は大きく2行程に分けられます。
- その都度出し入れした在庫の数を在庫管理表に記入
- 期末に在庫管理表を使って在庫金額や資産額などを計算
良い帳簿棚卸とは?
正確な帳簿棚卸は、それぞれの行程を、効率よく・ミスなく行うことが欠かせません。
そのためには、次のポイントに気をつけて帳簿棚卸をミスなく・効率的に行える環境を整えましょう。
1.普段から在庫置き場を整理しておく
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帳簿棚卸の効率化とミスの撲滅のためには、在庫置き場をきれいにし、棚卸がしやすい環境にしておくことが大切です。
そのためにも、在庫管理の基本である3定管理の知識をぜひ確認してみてください。
2.記入しやすい在庫管理表を作成・使用
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在庫管理表は在庫総額を確認してその後の計算につなげるための書類です。 在庫管理表のフォーマットは記入する人が理解しやすく記入しやすいものであることが重要です。
棚卸を楽にする重量型IoTとは
現場のあらゆるモノをIoTで見える化し、発注を自動化するDXソリューション「スマートマットクラウド」を使えば、簡単に自動化が可能です。スマートマットの上に管理したいモノを載せるだけで設置が完了。
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推移を把握できるグラフで適切な在庫量を判断し、在庫圧縮を促進します
置く場所を選びません
スマートマットはA3サイズ〜A6サイズまでの4サイズ展開。ケーブルレスで、冷蔵庫・冷凍庫利用も可能。
API・CSVでのシステム連携実績も多数
自社システムや他社システムと連携を行い、より在庫管理効率UPを実現します。