在庫管理術

物品管理システム「Issupp」|院内運用で医療材料の在庫管理を効率化するSPDシステムの仕組みとは【特徴・機能・使い方】

物品管理システム「Issupp」
目次

物品管理システム「Issupp」とは

物品管理システム「Issupp(アイサップ)」は株式会社メディカルワークスが提供する医療現場のためのSPDシステムです。

株式会社メディカルワークスは、「Issupp」の他にも、医療文章作成システムやADL評価システム、診断書作成ソフトといった、医療業界で活用するシステムを多数作っている企業。

「Issupp(アイサップ)」は、医療現場の医療材料の定数管理や受発注管理、請求管理を総合的にサポートします。

この記事では、病院のSPD業務の効率化を求め、物品管理システムの導入を検討している医療機関に向けて、「Issupp」の特徴や機能をご紹介していきます。

また、病院・医療現場の在庫管理発注を自動化するソリューションとして今、話題の今、話題のIoT機器についてもご紹介します。

在庫管理・発注を自動化する

 

物品管理システム「Issupp」の特徴

Issuppの特徴

物品管理システム「Issupp」は、院内型のSPDシステム。

次のような3つのポイントがあります。

  • ムダな在庫省く
  • 保険請求漏れ軽減
  • 院内今すぐ始められる

「Issupp」は「SPD業者に院内物流を委託するとコストがかかりすぎる」という病院において、院内担当者によって無理なく運用できるよう設計されています。


1人力/月による運用が可能で、150床程度の病院の物品管理に対応しています。

物品管理システム「Issupp」の機能

Issuppの機能

物品管理システム「Issupp」には病院経営の効率化を実現する、次のような便利な機能が搭載されています。

保険請求もれの確認

月単位で医事コン(レセコン)とのデータの突き合せをおこなうことで、保険請求漏れがないか確認できます。

要対応の在庫アラート

一定期間を過ぎても納品されない場合や、有効期限切れの物品がある場合は、メイン画面にエラーランプが表示されます。

予測発注機能

過去3ヶ月間の消費量から年末年始・ゴールデンウィーク等連休の使用量を算出。医療材料が在庫切れにならないように、必要量の事前発注が簡単にできます。

分析帳票出力

不動物品の在庫管理、在庫回転率帳票等の分析帳票を出力して、適正在庫に近づけることができます。

価格交渉機能

各ディーラーと価格交渉をする際、Excel見積表に見積額を記入してもらい、データを取込むことで最安業者を簡単に決定することができます。診療報酬改定時に役立つ機能です。

物品管理システム「Issupp」の使い方

Issuppの使い方

「Issupp」の使い方の流れは次のようになっています。

  1. 物品が入荷したら、バーコードシールを商品に貼る
  2. 物品を使用したら、バーコードシールを剥がし台紙に貼る
  3. 台紙を回収し、バーコードでスキャンして使用実績を登録する
  4. 物品の残量が定数を切った時に、FAXで発注する(補充した分のシールが発行される)

バーコードを活用することで、目視で数えて物品管理表に手書きで記録する作業がなくなり、多忙な医療現場の在庫管理の負担を大きく軽減します。

物品管理システム「Issupp」導入のメリット

Issuppのメリット

物品管理システム「Issupp」を導入には、次のようなメリットがあります。

  • 用度課へ口頭や手書きのメモによる在庫情報の伝達がなくなり、誤発注や発注漏れのミスがなくなる
  • 部署単位の発注が一元化され、在庫の過剰発注を抑えられる
  • 欠品をおこせないというプレッシャーから医療スタッフを解放する
  • 医事課への伝達ミスや保険請求の可否の誤判断がなくなり、保険請求もれをなくすことができる
  • スタッフが物品管理にかける時間を短縮事務処理負担を軽減できる

バーコード管理の課題

Issuppの課題

バーコードを使ったシステムは便利な一方で、次のような課題もあります。

  • バーコードシールを物品に貼り付ける作業が発生する

  • スキャン忘れ、スキャンミスといった新たな人為的ミスが発生することがある

  • バーコードが貼り付けられない形状の物品がある

これらを踏まえ、自院の規模や物品管理業務内容や課題と導入予定のシステムが合っているか使いこなせるかを事前にしっかり検討しましょう。

次の項では、バーコード管理が難しい診療材料や医療消耗品の管理を可能にするIoTを活用した在庫管理システムを紹介します。

在庫管理・棚卸・発注を自動化するIoT

新型コロナウイルス、人手不足などさまざまな問題に直面している状況下において、いかに効率化して正確に在庫管理・自動発注・棚卸を行うことができるかが重要となります。

そこで注目され、近年続々と各企業で導入されているのが在庫管理・棚卸・発注の自動化であり、その最も有効な方法として以下の2つが大きなキーワードとされています。

DX(デジタルトランスフォーメーション)

企業の営みや産業全体をデジタルの力でよりよくしていく取り組み

IoT(Internet of Things)

IoT=「モノのインターネット化」

IoT機器を導入することにより、「自動化」や「見える化」が可能になり、棚卸、現場作業の改善、在庫管理、発注管理、品質管理なども効率的に行えるようになります。

このように稼働状況や生産状況、在庫などのデータを分析することで、人力では発見しにくい問題や傾向なども把握できるようになり、生産性の向上やロスタイムの削減につながります。

デジタルテクノロジーを駆使して、企業経営や業務プロセスそのものを根本的に改善していくDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現するためにIoTは欠かせない要素となります。

また、新型コロナウイルス対応などで業務に忙殺されている医療分野や調剤薬局、リモートワークを取り入れたい現場スタッフをサポートすることも大いに期待されています。

次の章では置くだけで在庫の見える化が可能!今、話題のIoT機器「スマートマットクラウド」をご紹介します。

スマートマットクラウドで在庫管理を自動化

Musubi AI在庫管理とスマートマットクラウドクラウド

現場のあらゆるモノをIoTで見える化し、発注を自動化するDXソリューション「スマートマットクラウド」を使えば、貴院でも簡単に自動化が可能です。

スマートマットの上に管理したいモノを載せるだけで設置が完了。あとはマットが自動でモノの在庫を検知、クラウド上でデータを管理し、適切なタイミングで自動発注してくれます。

さまざまな自動発注に対応

「スマートマットクラウド」は、メール・FAXに加え、医薬品やディスポーザブル製品の受発注などに広く使われている標準商品コード「メディコード」を使ったAPI連携により、貴院で現在お取引のある主要ディーラーに対し自動で発注を行うことができます。

スマートマットのサイズは、A5サイズ〜A3サイズまで

  • 倉庫室のラック上

  • 診療エリア備え付けの棚の中

  • 引き出しの中

貴院のスペースや使用状況、導線に合わせた設置が可能です。

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