在庫管理術
在庫管理システムの選び方|読み取りハードウェア

在庫読み取りハードウェアの種類
在庫管理で読み取りに使うハードウェアによって、在庫管理業務の内容が大きく変わります。主な在庫読み取りハードウェアはこちら。
- バーコードリーダー
- RFIDリーダー
- スマートマット
これまではコードやタグを読み込むリーダーが主流でしたが、最近では現場の作業負担を軽減するIoT機器も登場しています。スマートマットもIoT技術を使った在庫管理システムです。
この記事では、それぞれのハードウェアの特徴やメリット・デメリットについて解説していきます。
①バーコードリーダー
バーコードとは、「バー」と言われる線とバー間のスペースの幅や組み合わせによって、数字や文字情報を表す技術です。
スーパーやコンビニのPOSレジもバーコードを読み取る端末のひとつです。
バーコードリーダーは、バーコードをスキャンすることで、在庫情報を読み取ります。
▼ バーコードリーダーを使った在庫管理の特徴
- バーコードリーダーを用いて、商品ごとにバーコードをスキャンし、個数を入力する必要がある
- 事前に商材ごとにバーコードを印刷・貼り付けする作業が必要
- 個数入力の間違いであったり、スキャン漏れが頻繁に起こるため、正確性の面で懸念がある
- 費用面では、バーコードリーダーは1台5000円ほど。別途かかるソフトウェア利用料を含めても比較的リーズナブル
スマートフォンの内臓カメラや専用アプリを使ってバーコードを読み込める在庫管理システムも増えています。
わざわざハンディターミナルを購入する必要がないため、中小企業を中心に需要が高まっています。
②RFIDリーダー
RFIDは、電子情報が記憶された「RFタグ」を貼り付け、RFIDリーダーで電子情報を読み込むシステムです。
RFIDは交通系電子マネーSuica(スイカ)や電子IDなどで使用され、アパレル業界を代表する企業、ユニクロ・guでも導入されています。
▼ RFIDリーダーを使った在庫管理の特徴
- RFIDリーダーはICタグを電波で読み取るため、一括で在庫を計測できる
- 100%とまではいかないが、ほぼ正確に在庫量を把握できる
- 全商品1つずつにタグを貼り付ける必要があり、運用面で大きな負担がある
- 1枚50円〜の使い捨てICタグや、1台10万円〜のRFIDリーダー、その上ソフトウェア利用料など、費用は他のシステムに比べて高額
- 小規模な倉庫での在庫管理や食品などICタグを貼り付けできない形状・素材の管理には向いていない
③スマートマット
スマートマットは、モノにセンサーをつけ、センサーが取得した情報を活用するIoTの技術を活用しています。
スマートマットクラウドは重さで在庫を自動計測するシンプルなシステムで、タグやバーコードの貼り付けといった作業負担もなく、現場への導入もスムーズです。
▼ スマートマットクラウドの在庫管理の特徴
- 在庫を持つあらゆる業種・業界に向いているシステム
- スマートマットは重量で在庫を計測するため、他のハードウェアが苦手とする液体や、小さな部品管理も得意
- 若干の誤差があるものの、ほぼ正確に在庫量を把握できる
- 在庫にタグやバーコードを貼る必要がなく、人による読み取り作業も発生しない
- 予算に応じて、少ない台数から導入が可能
バーコード・RFID・スマートマットクラウドの比較
在庫管理システムを選ぶ上でポイントになる点をバーコード・RFID・スマートマットクラウドで比較し、表にまとめてみました。
バーコード | RFID | スマートマットクラウド | |
---|---|---|---|
業務負担 | ×(手動で個別にスキャン) | △(手動で一括でスキャン) | ◎(無人で自動計測) |
遠隔管理 | ×(現場でスキャン) | ×(現場でスキャン) | ◎(リモートで確認OK) |
在庫の管理方法 | ×(バーコードを貼りつけ) | ×(タグを取りつけ) | ◎(端末に載せるだけ) |
棚卸の作業 | ×(手動で個別にスキャン) | △(手動で一括でスキャン) | ◎(無人で自動計測) |
在庫管理の悩みを解決するIoT
在庫管理の課題の解決に役立つのが、在庫管理システム。 数ある在庫管理システムの中で、モノに組み込まれているセンサーやデバイスをインターネットにつないでデータを集めるIoTシステムが注目を集めています。
多くの企業で、IoTは人の手で行なっていた在庫管理業務を自動化する目的で導入されています。 業務を省力化できるだけでなく、IoT導入で集まるデータを分析することで、業務内容自体の見直しができると評価されています。
信頼できる在庫管理システム「スマートマットクラウド」
スマートマットクラウドは、株式会社スマートショッピングが運用するIoT機器スマートマットを利用した在庫管理・発注自動化サービスです。
今までありそうでなかったスマートマットが重さで在庫を検知するというシンプルな仕組みを利用して、残量/残数をスマートマットクラウドに保存。
タグやバーコードの貼り付け・読み取りなどの作業負担もなく、管理画面から実在庫の自動記録、確認ができます。
また、現場への導入に向けては、専門のカスタマー・サクセス担当が、お客様を厚くサポートします。
オフィスのコピー用紙、倉庫や工場の小さなネジ類、 冷蔵庫の見えない食材、遠方のお客様先に設置した自社製品など、業種・品目を問わず幅広い場面に対応。CSVやAPIを利用し、生産・在庫管理・購買システムとの連携も可能です。
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