在庫管理術

IT導入補助金×歯科クリニック【課題と現状・補助金の対象・IT導入補助金認定ツールとIoT・DX】

歯科クリニックのIT導入補助金

歯科クリニックのDX化を支援するIT導入補助金

IT導入補助金とは、わかりやすく説明すると中小企業・小規模事業者がITツール導入するための経費の一部を国が補助する支援制度のひとつです。

自社が抱えている課題や今後の事業計画に適したITツールを導入、業務の自動化や効率化、働き方改革、売り上げアップ…などをサポートすることを目的としています。

この記事では、歯科クリニックのIT化の課題や現状、IT導入補助金の対象やスケジュールなどをわかりやすく解説していきます。

最後に2022年IT導入補助金ツールとして認定されている今、話題のIoTDXツールについてもご紹介しますので、ぜひチェックを!

歯科クリニックのIT化の課題と現状

歯科医師の増加、歯科医院の供給過多、保険適用範囲や診療報酬に応じた治療内容の変化などにより、歯科業界は激しい競争下に置かれています。 

特に歯科医院が集中している都市部の歯科医院は、新規の患者が来院するのを待つような受け身のスタイルでは、利益がなかなか上がらないというのが実情です。

このような状況下で歯科医院が直面している経営課題には以下のようなものが多くあげられています。

  • 歯科衛生士などスタッフの離職
  • 採用難による人手不足
  • 医師の高齢化・後継者の不在
  • 安定した医院運営
上記のなかでも、経営にも大きな影響を与える歯科助手や歯科衛生士などの優秀な人材を持続して確保することが、最大の課題と考えている歯科医師・経営者も少なくありません。

厚生労働省の「一般職業紹介状況(令和2年12月分及び令和2年分)について」の報告によると、令和2年度の全職業の有効求人倍率の平均は1.18倍に対して、歯科衛生士の有効求人倍率は2.81倍2倍以上の求人数を示しています。

歯科衛生士1人に対して約20件の求人があるとも言われています。

そして、このように歯科衛生士をなかなか採用できないという現状から歯科助手の負担が増えてしまうというケースも多数見受けられます。

このような歯科医院の課題を解決する方法として今、最も有効とされているのが歯科医院のIT化・DX化であり、そのサポートとして注目されているのがIT導入補助金です。

歯科クリニックのIT導入補助金の対象

歯科クリニックのIT導入補助金の対象となるには、定められた要件に該当する必要があります。

主な規定を一部抜粋してご紹介します。

IT導入補助金の対象となる医療法人

  • 中小企業・小規模事業者等であること。

    歯科医院では、「クリニック」「医療法人」も補助金の対象。

    従業員は医療法人の場合は常勤300人以下個人事業主の場合は20人以下であること。

  • 交付申請時点において、日本国において登録されている個人または法人であり、日本国内で事業を行っていること。

  • 交付申請の直近月において、申請者が営む事業場内最低賃金が法令上の地域別最低賃金以上であること。

  • 補助事業を実施することによる労働生産性の伸び率の向上について、1年後の伸び率が3%以上、3年後の伸び率が9%以上及びこれらと同等以上の、数値目標を作成すること。

    ただし、過去3年間に類似の補助金(IT導入補助金2019、2020、2021)の交付を受けた事業者については、当該指標を強化し、1年後の伸び率が4%以上、3年後の伸び率が12%以上及びこれらと同等以上の、数値目標を作成すること。

  • IT導入支援事業者と確認を行ったうえで、生産性向上に係る情報(売上、原価、従業員数及び就業時間、給与支給総額、事業場内最低賃金(事業場内で最も低い賃金)等を事務局に報告すること。

*労働生産性:粗利益(売上-原価)/(従業員数×1人当たり勤務時間(年平均))により算出された値。

*給与支給総額:全従業員(非常勤を含む)及び役員に支払った給与等(給料、賃金、賞与及び役員報酬等は含み、福利厚生費、法定福利費や退職金は除く)をいう。

このほか、さらに詳しい対象の規定はこちらを参照してください。

IT導入補助金の対象類型

IT導入補助金には、これまでの通常枠(A・B類型)に加え、令和3年度補正予算でデジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型・複数社連携IT導入類型)も追加されています。

ちなみに、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて2021年のIT導入補助金で設けられていたC・D類型(特別枠=低感染リスク型ビジネス枠)は、なくなりました。

通常型(A・B類型)

A類型とB類型は両方とも「通常枠」であり、違いは、補助金の申請額です。

A類型は「30万円以上150万円未満」、B類型は「150万円以上450万円以内となります。

補助率は、A類型、B類型ともに2分の1。つまり、ITツール導入費用(ソフトウェア費・導入関連費)の自己負担が約半額になるということです。

A類型とB類型では、ITツール導入で生産性が高まる業務プロセスの数や賃上げ要件など、申請条件にいくつかの違いがあります。

デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型・複数社連携IT導入類型)

中小・小規模事業者に、インボイス制度も見据えたデジタル化を一挙に推進するため、会計ソフト・受発注ソフト・決済ソフト・ECソフトの導入費用に加え、PC・タブレット、レジ・券売機等の導入費用を支援。

対象は、以下の4つに限られています。

  • 会計ソフト

  • 受発注ソフト

  • 決済ソフト

  • ECソフト

IT導入補助金対象ソフト一覧は、IT導入支援事業者の一覧で確認しましょう。

*インボイス制度:消費税10%への引き上げにともなって、2023年10月1日(令和5年10月1日)より導入予定。正式名称は、「適格請求書等保存方式」。消費税の仕入税額控除の方式のこと。売手が買手に対して、正確な適用税率や消費税額等を伝えるもので、具体的には、現行の「区分記載請求書」に「登録番号」、「適用税率」及び「税率ごとに区分した消費税額等」の記載が追加されたもの。

IT導入補助金のスケジュールと申請方法

IT導入補助金のスケジュールと申請方法は、こちらの記事で詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

IT導入支援事業者とは

IT導入支援事業者とは、補助事業を申請者とともに実施する、補助事業を実施するうえでの共同事業者(=パートナー)のことです。

中小企業・小規模事業者の生産性向上のために、ITツールの提案・導入及び経営診断ツールを利用した事業計画の策定の支援をはじめとし、各種申請等の手続きのサポートを行います。

このIT導入支援事業者が事務局に登録し、認定を受けたITツールのみが、IT導入補助金の補助対象となります。

審査を経て、事務局に登録されたIT導入支援事業者の一覧はこちら(2022年4月19日更新)で確認しましょう。

ITツールスマートマットクラウド」を提供する株式会社スマートショッピングは、2021年度からIT導入支援事業者に採択されています。

IT導入補助金を利用して歯科クリニックが取り組みたいDX化

製造業のIT導入補助金のIoT

歯科医院では、治療や患者さんのケアなど本来の業務のほかに予約受付、会計、発注・在庫管理など院内にはさまざまな管理業務があります。

これまでのIT導入補助金では、電子カルテやレセプト管理、自動精算機など会計業務の効率化に対応するITツールが多く導入されていました。

そして、管理業務の中でも本来の業務の合間や残業を伴うことも多い在庫管理・発注業務は、

  • 多数の管理資材を目視で数え、ノートへの記録し、発注するのが負担

  • 目視で数えているため、診療に必要な資材が欠品して治療が行えなかったり、代替品で診療することになる不安
  • 診療時に医師が必要な医療材料を切らさないよう在庫の数量を常に意識することが大きなストレス

  • 本来の業務に集中できない

といった不満の声が数多くあげられており、発注や棚卸を自動化することで、現場スタッフの負荷を大幅に軽減することができるITツールの導入も増加しています。

患者さんに安定・的確な治療を行うためには、歯科医院で使用する様々な資材や備品すべての在庫を見える化し、発注・棚卸の業務ストレスから解放するITツールの導入は今後の成長のカギとも言われています。

新型コロナウイルス、人手不足などさまざまな問題に直面している歯科医院において、いかに効率化して正確に在庫管理・発注・棚卸を行うことができるかが重要となります。

そこで注目され、近年続々と各歯科医院で導入されているのが棚卸や発注の自動化・デジタル化であり、その最も有効な方法として以下の2つが大きなキーワードとされています。

DX(デジタルトランスフォーメーション)

企業の営みや産業全体をデジタルの力でよりよくしていく取り組み

IoT(Internet of Things)

IoT=「モノのインターネット化」

IoT機器を導入することにより、発注の「自動化」や在庫の「見える化」が可能になり、効果的な治療や患者さんへの対応といった本来の業務に集中できるようになります。

デジタルテクノロジーを駆使して、歯科医院経営や業務プロセスそのものを根本的に改善していくDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現するためにIoTは欠かせない要素となります。

次の章では置くだけで在庫の見える化や棚卸・発注のデジタル化が可能!今、話題のIoT機器「スマートマットクラウド」をご紹介します。

スマートマットクラウドで在庫管理・発注を自動化

歯科クリニックのIT導入補助金ののスマートマットクラウド

株式会社スマートショッピングは、2021年度から上記の項でご紹介したIT導入支援事業者に採択されています。

そして、当社がご提供するITツール「スマートマットクラウド」は、現場のあらゆるモノをIoTで見える化し、在庫管理・発注を自動化するDXソリューションです。

スマートマットの上に管理したいモノを載せるだけで設置が完了。

あとはマットが自動でモノの在庫を検知、クラウド上でデータを管理し、適切なタイミングで自動発注してくれます。

タグやバーコードの貼り付け・読み取りなどの作業負担もなく、管理画面から実在庫の自動記録や、確認ができます。

さまざまな自動発注に対応

「スマートマットクラウド」は、メール・FAXに加え、医薬品やディスポーザブル製品の受発注などに広く使われている標準商品コード「メディコード」を使ったAPI連携により、貴院で現在お取引のあるCiモール、FEEDデンタル、P.D.R.オンラインなどの主要ディーラーに対し自動で発注を行うことができます。

スマートマットのサイズは、A5サイズ〜A3サイズまで

  • 倉庫室のラック上

  • 診療エリア備え付けの棚の中

  • 引き出しの中

貴院のスペースや使用状況、導線に合わせた設置が可能です。

歯科クリニックのDX化をサポートするスマートマットクラウド導入事例

スマートマットクラウドは、現在多くの企業様に導入いただいています。導入をきっかけに在庫管理をDX化した事例をご紹介します。

▼在庫管理・発注のDX化医療法人瑞翔会 栄駅前矯正歯科クリニック

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歯科衛生士にとって、最もストレスが大きく、時間も使う仕事だった発注や在庫管理業務をスマートマットクラウド導入で簡単にDX化。やる気やスキルアップなどのモチベーション向上に。

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スマートマットクラウドはIT導入補助金対象のITツールです。IT導入補助金をご検討の方はお問合せください。

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