補充効率アップ。提携レストランにある自社生産のお米残量をリモートで把握

農園縁側

農園 縁側

業種:野菜の栽培・販売

長野県諏訪郡原村で9.5反とハウス4棟にて農業を営む。主な生産物はにんにく、フルーツほおずき、トウモロコシ。農家にとって畑を離れるのは非効率で農作業がストップすることは致命的な問題。その課題を解決すべく、様々なAIやIoTツールを探していたところ、ベンチャー企業が手がけるスマートマットに出会う。

レストランへの自社商品の補充の効率化、また農作業の生産性を期待して導入した農園 縁側の農園主、池渕さまにお話をお伺いしました。

  • レストランに納品する自社生産のお米をタイミング良く補充したかった
  • 納品先(レストラン側)の在庫管理業務(在庫確認や電話など)の負担を軽減したかった

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標高1000mの農村で野菜を栽培・販売

まず最初に農園 縁側の概要を教えてください。

「おいしい!」とお客様に喜んでもらえるような野菜の栽培・販売をしています。

池渕様:

標高1000mにある長野県諏訪郡原村で、9.5反とハウス4棟にて農業を営んでいます。長野県の新規就農支援団体「信州ぷ組」所属。
主な生産物はにんにく、フルーツほおずき、トウモロコシ。今後も農業を続け、「おいしい!」とお客様に喜んでもらえるように野菜の栽培・販売をしていきます。

農園 縁側 作業風景

納品先のレストランで在庫管理に活用したい

どのような点を期待してスマートマットを導入されたのでしょうか?

レストランに納品する自社生産のお米をタイミング良く補充したいと考えていました。

池渕様:

現在レストランに自社生産のお米を納品しているのですが、急にお米が減った際などに店舗側より「すぐ補充をしてほしい」と依頼を受けることが度々ありました。その為、用事が無くても店舗まで確認の為に週に1~2回程度訪問し確認を行っておりました。


農家にとっては畑を離れるのは非効率、農作業がストップすることは致命的な問題です。一人で作業する量や種類が非常に多い為、生産効率が低くなることは売り上げに対しても影響を及ぼします。

農園 縁側 スマートマットクラウドの管理画面

こちら側のスケジュールで効率的に行動できる

実際利用してからの感想や定性的・定量的効果はありましたか?

最適な補充タイミングを確認でき、店舗側の作業負担を軽減できています。

池渕様:

お米の実在庫の量が確認出来ているので、精度の部分含めて問題無く使えている印象です。


メリットとしては、①「最適な補充タイミングを確認出来ること」、②「店舗側の作業負担を無くすこと」があります。レストランに補充する際にはただお米を持っていくわけでは当然無く、作業着から着替え・伝票作成の準備など必要作業が多いです。


ある程度の需要の予測がスマートマットでは確認可能ですので、農作業のない雨の日に店舗に補充するなど時間を有効に使う事が出来ました。現地の在庫のタイミングも当然なのですが、こちら側のスケジュールに合わせて効率的に行動できることのツールとしてスマートマットは利用出来ております。


また、店舗側にとっても電話の必要性が無いのはプラスの評価を頂いております。スタッフによるお米の在庫管理業務も必要ないですし、作業負担改善につながっているようです。

農園 縁側 作業風景2

大きいサイズやプラスチック加工だと使いやすい

今後、スマートマットに期待する部分はありますか?

コンテナ・パレットサイズやプラスチック加工などがあればいいですね。

池渕様:

大きいサイズや見た目の部分が改良されれば良いかなと思います。管理する商材が大きい物が多いのが理由で、コンテナやパレットサイズ※があれば利用できる幅は広がるのかなと感じました。


また、スマートマット自体のデザインが凝っている分、扱うのにすごく気を遣う部分があります。


例えば、色を暗くすることやガラス加工ではなくプラスチック加工などの改修があれば、工場の方も含めて使いやすいのではないかと思います。

※現在は、マルチマット機能でコンテナやパレットサイズの在庫管理も可能です。

農園縁側作業風景3

取材後記

標高1000mの豊かな土壌、山々から流れ出る透き通った水などの大自然に囲まれた信州・八ヶ岳の小さな村「原村」で農園を営む縁側。


農園 縁側は、それぞれの畑ごとに土壌検査を行っています。肥料には、厳選した自家発酵の有機肥料を使用。農薬・化学肥料は使わず、大地に優しい野菜作りを心がけています。

野菜好きの農家などが集う「チーム縁側」では、シーズン中ほぼ毎日のように顔を合わせて野菜について意見を交換しているとのこと。

自社生産の米を納品しているレストランからの補充依頼の度に手を止めるのは、一人で作業することが多い現状では効率が悪いと考えたことがスマートマットとの出会いにつながりました。
レストランでIoT機器スマートマットを利用することにより、米の遠隔での在庫管理ができるようになり、必要な時に必要な分だけの補充が可能に。また、効率が上がるだけでなく、レストランのスタッフの作業負担軽減にも貢献しています。

重量センサであるIoT製品スマートマットは、個数だけでなくパーセントでも在庫状況を確認できるので、食品の管理に非常に便利。
スマートマットは農業をはじめとした、お店や倉庫での在庫管理・棚卸・発注作業から解放されることをお手伝いします。

農園 縁側|スマートマットクラウド導入の概要

業務上の悩み

納品先のレストランに補充するお米の在庫管理をしたい

導入目的

納品先のレストランでの自社生産のお米の在庫管理

設置場所

納品先のレストラン

管理商材

自社生産のお米

導入内容・結果

 ・最適な補充タイミングを確認でき、レストラン側の作業負担軽減
・こちら側のスケジュールに合わせて効率的に行動できるようになった

今後の展開

・コンテナ・パレットのような大きいサイズがあれば
・ガラス加工ではなくプラスチック加工だと使いやすい

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