人力で行なっていた在庫管理・発注業務時間を80%削減!本来の業務に集中

株式会社マジックシールズ

株式会社 Magic Shields(マジックシールズ)

業種:介護・製造・販売業

骨折リスクを低減する置き床「転んだ時だけ柔らかい床 ころやわ」の開発、製造、販売を通じて高齢者の転倒による大腿骨骨折という社会課題を解決。「真に骨折を予防する」ことを目指し、骨折の不安を抱えるすべての人が簡単かつ安全に使える製品とサービスを提供しています。

また、21年11月には1.4億円の資金調達を実施、「ころやわ」の量産体制を拡大し、全国の病院・高齢者施設での更なる普及を目指します。


今回は、スマートマットクラウド導入にいたるまでに在庫管理・発注業務で抱えていた課題や導入の経緯、導入後の感想などのお話を取締役の平山さまと開発部の室内さまにお伺いしました。


  • 1000〜2000もの膨大な部品の在庫管理と発注業に毎日2時間もかかっていた
  • 在庫管理と発注業務の時間を80%削減
  • 製品開発や仕組み構築といった本来行うべき業務に集中できるようになった

スマートマットクラウドで解決できる課題がわかる!

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Q.貴社の事業内容について教えてください

平山さま・室内さま:

超高齢化社会を迎えた現在、大きな社会問題となっている高齢者の転倒による骨折を解決するため、起き床「転んだ時だけ柔らかい床 ころやわ」の開発、製造、販売を行なっております。

歩くときは硬く歩きやすく、転んだときは柔らかく骨折を防ぐ床「ころやわ」は、医療機関・介護施設の現場で採用されています。

Q.スマートマットクラウドを導入する前の在庫管理や発注の課題についてお聞かせください

A.人の手と目で数えていた細かい部品の在庫管理の負担が課題に

平山さま・室内さま:

弊社の商品である「ころやわ」の製造には主に3つの部品があり、1000〜2000枚と膨大な量になります。

それら部品の在庫の減少を正確に把握し、管理する必要があるのですが、どうしても仕損などがあるため完成個数から換算することができません。

さらに弊社は小さい会社ですので、できるだけ余分な在庫を持たず、在庫管理をミニマムで抑え、ギリギリのラインで発注したい…そのためには、きっちり正確な在庫管理をする必要があります。

このような理由から、人の手と目で一つ一つ在庫を数えるという方法で在庫管理を行なっていたのですが、在庫管理と発注業務に毎日2時間程度かかっていたというのが実情でした。

在庫管理と発注業務に膨大な時間がかかるため、製品開発や仕組み構築といった本来行うべき業務に時間をかけることができませんでした。

Q.スマートマットクラウドをお知りになったきっかけを教えてください

平山さま・室内さま:

実は在庫管理の課題がそこまで大きくなる以前からFacebook広告でスマートマットクラウドのことはたびたび目にしていました。

頭の片隅に「スマートマットは面白いな」という思いはずっとあったんですね。

実際に在庫管理の課題が表面化した際に、すぐに「スマートマットクラウドがあった」と思い出したというわけです。

その際に、バーコード管理など他の在庫管理システムも多少検討したのですが、

・導入コスト

・タグをつけたりする手間

・作業員の教育

・スキャンミス

といったことを考えると、弊社には合っていないと。

重量で簡単に在庫管理が可能、API連携(*)もできるスマートマットクラウドの導入を決めました。

*API連携:「アプリケーション・プログラミング・インターフェース(Application Programming Interface)」の略称。ソフトウェアやプログラム同士をつないでいるインターフェースのこと。

Q.スマートマットクラウドを導入するにあたり苦労されたことは

平山さま・室内さま:

「どのように製品をスマートマットクラウドに載せるか?」という点が一番苦労しました。

スマートマットクラウドは容積はあるけれど、弊社の部品のような軽いものは特に載せにくい。

A4サイズで載せたい場合は、スマートマットクラウドの上に台を用意するなど工夫してから載せています。

Q.現在、スマートマットクラウドをどのように運用されているのでしょうか

平山さま・室内さま:

「ころやわ」の製造に必要な部品をスマートマットクラウドで管理しています。

1日1回APIで在庫数量を取得し、社内の案件管理及び生産予定表と連携し在庫不足を確認しています。

Magic Shieldsのスマートマットクラウド管理画面

スマートマットクラウド管理画面

Q.スマートマットクラウドを導入して具体的にどのような効果が?

A.在庫管理と発注業務にかけていた時間を80%削減

平山さま・室内さま:

在庫管理と発注業務に毎日2時間程度(1人×1時間で月20時間)かかっていましたが、80%削減することができました。

導入後、スタッフからも「本来の業務に集中できるようになった」「今後の大量注文にも対応することもできそう」、導入・運用に関しても「スマートマットクラウドは、わかりやすいし、ラク。特に困った点もなくうまく利用できている」という声も届いております。

Magic Shieldsとスマートマットクラウド

スマートマットクラウドを使った管理の様子

Q.最後にスマートマットクラウドに何かご要望などがございましたらお聞かせください

平山さま・室内さま:

自社メールアドレスでの発注や発注書(PDF)の添付ができるようになると嬉しいですね。

また、Amazonやmonotaro、アスクル、ラクスルなどでの自動発注や基幹システムから要求数量取得して不足あれば発注できるようになる…こういったことが可能になれば用途がさらに広がると思います。

インタビューのご協力ありがとうございました。毎日2時間、月で20時間もかかっていた在庫管理時間が削減とのお声、私たちも大変嬉しいです。在庫管理や棚卸に課題を抱えている多くの企業さま、現場スタッフの皆さまのお役立ちができますよう現場からのご要望やお声にお応えすべく、新機能の開発なども含め、今後も努力してまいります。

 

株式会社 Magic Shields(マジックシールズ)|スマートマットクラウド導入の概要

導入目的

在庫管理の労力削減、本来への業務への集中

設置場所
在庫エリア及び事務エリア
管理商材
「ころやわマット」製造用部品及び消耗品
スマートマット導入の決め手
人力で行なっていた在庫管理を重量で自動化、API連携ができること

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