- 業種:介護
- 事業所:社会福祉法人 善光会サンタフェ総合研究所
- 在庫の種類:施設厨房で使用する手袋・マスク・ごみ袋
企業の抱える在庫管理の悩みは多種多様。抱えている在庫の種類や数、会社規模によって取るべき対策が異なります。同業種・他業種を問わず、在庫管理の改善に成功した事例に触れることで、自社が取るべき対策が見えてくることがあります。
本記事では、課題別に在庫管理システム「スマートマットクラウド」の導入で在庫管理改善に成功した企業事例を紹介します。具体的に在庫管理の課題を解決した企業の改善事例について知りたい方はぜひ参考にしてください。
→「在庫管理は何をすれば良い?」在庫管理の基本について知りたい方はこちら
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●課題:厨房で使用するディスポーザブル用品の過発注が発生していた
●改善(事例インタビューより抜粋)
スマートマットクラウドを導入して消費量の見える化、適切なタイミングでの発注を行うことで、物品管理・発注の手間を軽減し、適切な量が常に保管されている状況を構築しています。
製品をパッケージする際に必要となる 副資材 は700種を超え、受注によって消費数もまちまちとなってしまうため、 管理が難しい 商材でした。(中略)どうしても重複発注や欠品といったトラブルは防ぎきれず、定期的に簡易棚卸をする手間も必要となって、負担が生じていました。
商材ごとに閾値を設定し、基準を下回った場合は、自動発注する機能も活用することで、在庫管理の手間が大幅に削減できています。
保守パーツを保管している倉庫は離れた所にあり、 物品管理者がその都度、倉庫に出向き、目視で実際の数と相違ないかを数え、バインダーなどに記載するというアナログな在庫管理プロセスに依拠していました。(中略) とにかく欠品にならないように…と物品管理者は肉体的にも精神的にも負荷が大きかったです。
スマートマットクラウドの導入により、担当者が都度離席して、離れた倉庫まで行かなくても、どの物品が無くなりそうかをデスクから確認可能な点、これは本当に助かっています。(中略)週3日、各1時間の頻度で実施していた在庫確認の工数が約1/3まで圧縮出来ました。
倉庫には約6,000点の部品があり、毎月全ての品目の棚卸を行うことが理想的ですが人手と時間に限りがあり、今の段階では現実的ではありません。そのため月に1度、範囲を決めて順番に棚卸をする、循環棚卸を実施しています。 棚卸自体を省力化できれば、 毎月の棚卸範囲を広げることができます。棚卸を楽にするツールがないかと思ったのが部品管理改善を検討し始めたキッカケでした。
これまで棚卸はかなり範囲を絞っていました。スマートマットで管理している箇所は、毎月棚卸対象に含めることができるようになり 、対象品目数を広げる事ができました。短時間で棚卸データを取得できるようになり集計も楽です。
在庫管理の課題を解消できるセンシング技術を紹介します。
重量センサを搭載したデバイスに在庫を載せ、その重さから在庫数量を計測し自動的にデータを記録します。つまり重量センサを活用した在庫管理システムを導入すると、工数をかけることなく、リアルタイム実在庫状況の確認、つまり棚卸を正確に実施することができます。
さらに実際の在庫にもとづいた自動発注ができるため、発注ミスによる過剰在庫や欠品を解消し、適正在庫を維持を実現、担当者を属人的になりがちな作業負担から解放します。
現場のあらゆるモノをIoTで見える化し、発注を自動化するDXソリューション「スマートマットクラウド」は棚卸効率化だけでなく、発注の自動化も可能にします。
スマートマットが自動でモノの在庫を検知、クラウド上でデータを管理し、リアルタイムで最新の在庫データを取得。あらかじめ設定してあった閾値に達すると、自動で注文します。
◆特徴
お客様の発注先に合わせた文面でメール・FAXの送信が可能です
推移を把握できるグラフで適切な在庫量を判断し、在庫圧縮を促進します
スマートマットはA3サイズ〜A6サイズまでの4サイズ展開。ケーブルレスで、冷蔵庫・冷凍庫利用も可能。
自社システムや他社システムと連携を行い、より在庫管理効率UPを実現します。
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