- 場所を決めずに空いている場所に保管
- 在庫の種類の入れ替えが頻繁な業種で用いられる場合が多い
- 保管効率があがるので、同じ倉庫でもより多くの在庫を保管できる
- 入庫場所を記録できる在庫管理システムを導入することが多い
倉庫内で「商品の保管場所」を示す言葉を「ロケーション」といいます。ロケーションを決めることで、在庫の置き場が決まるため何がどこに保管されているのかわかります。
フリーロケーション管理(英語: Free location management)とは、ロケーション管理の一種。倉庫の空いている場所に在庫を保管し、その都度モノとロケーションを紐づける管理方法のことです。つまり保管場所を固定しないで、入庫の際に空いている場所に保管していくのが特徴です。
在庫のロケーションには主にフリーロケーション、固定ロケーションがあります。2つの管理方法の違いを整理しておきましょう。
商品の入出庫が激しく在庫量の増減が激しい業界や、商品の入れ替わりが激しい業界、つまり物流業や倉庫業の在庫管理に適しています。またアパレル業界やネット通販業界などの多くがフリーロケーションを導入しています。有名な例としてはAmazonが挙げられます。
一方で、倉庫の保管スペース効率よりも、在庫を切らさないことが優先される業種は固定ロケーション管理の方が適しています。欠品リスクを下げたい、製造業・医療・介護といった業種が該当します。
空いている場所に商品を保管するため、無駄なスペースが減り、固定ロケーション管理と比べて小さい倉庫で在庫管理ができます。
また、フリーロケーションには棚割り(=仕入れた商品をどこに・どれだけの数量を陳列するか、を定めること)がないため、商品の種類が変わっても大きな仕様変更が必要なく運用負担は軽くなります。
商品が入庫した際、倉庫に置くたびに場所と商品を紐づける必要があるため入庫管理の手間がかかります。
また、在庫の位置が頻繁に変わるため、在庫を探す手間が増えてしまいます。 そのため、「どこの棚に入庫したか」を正確に記録していかないと 商品の場所を正確に把握することができず、出荷作業に支障をきたすことになります。
では具体的にフリーロケーション管理の方法にはどのようなものがあるのでしょうか。
一般的には、エクセル、専用システムやアプリ、ソフト(有料・フリー)を運用することが多いようです。
また、バーコードやQRコード、RFIDといった在庫管理ツールを導入して効率よくシステムに記録することが可能となっています。
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