発注量(英語:Order quantity)とは、読んで文字の通り、発注する量のことです。
そして、発注量は顧客のニーズや時流を読み、販売の機会損失などを招かないために、資材や原材料、物品の適正在庫を維持し、滞りなく製造・販売するために重要です。
この記事では、発注量に欠かせない発注点や発注方式、発注量の決め方・計算式、経済的発注量についてわかりやすく解説していきます。
また、発注数・発注量の決め方をサポートする今、話題のIoT機器についてもご紹介!
発注量を決めるのに切っても切り離せないのが発注点と発注方式です。
発注点(英語:Ordering point)とは、「その数量を下回れば発注する」とあらかじめ決めた在庫水準=発注をかけるタイミングのことで、閾値(しきいち)とも呼ばれます。
そして、発注方式は資材や材料などを発注する方法のことで、以下のような方法があります。
なかでも主に各企業が取り入れているのが定期発注方式と定量発注方式の2つであり、発注点と発注量を決めてから行う定量発注方式は発注点方式とも呼ばれています。
発注量を求める計算式
在庫不足は売上の減少に、過剰在庫は倉庫スペースの圧迫や在庫ロスに繋がるため、在庫管理は必要不可欠な業務です。
新型コロナウイルス、人手不足などさまざまな問題に直面している状況下において、いかに効率化して正確に在庫管理を行うことができるかが重要となります。そこで注目され、近年続々と各企業で導入されているのが在庫管理の自動化であり、その最も有効な方法として以下の2つが大きなキーワードとされています。
企業の営みや産業全体をデジタルの力でよりよくしていく取り組み
● IoT(Internet of Things)
IoT=「モノのインターネット化」
IoT機器を導入することにより、「自動化」や「見える化」が可能になり、棚卸、現場作業の改善、在庫管理、工程管理、品質管理なども効率的に行えるようになります。
このように稼働状況や生産状況、在庫などのデータを分析することで、人力では発見しにくい問題や傾向なども把握できるようになり、生産性の向上やロスタイムの削減につながります。
デジタルテクノロジーを駆使して、企業経営や業務プロセスそのものを根本的に改善していくDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現するためにIoTは欠かせない要素となります。
また、新型コロナウイルス対応などで業務に忙殺されている医療分野や調剤薬局、リモートワークを取り入れたい現場スタッフをサポートすることも大いに期待されています。
次の章では置くだけで在庫の見える化が可能!今、話題のIoT機器「スマートマットクラウド」をご紹介します。
現場のあらゆるモノをIoTで見える化し、発注を自動化するDXソリューション「スマートマットクラウド」を使えば、簡単に自動化が可能です。スマートマットの上に管理したいモノを載せるだけで設置が完了。
あとはマットが自動でモノの在庫を検知、クラウド上でデータを管理し、適切なタイミングで自動発注してくれます
お客様の発注先に合わせた文面でメール・FAXの送信が可能です
推移を把握できるグラフで適切な在庫量を判断し、在庫圧縮を促進します
スマートマットはA3サイズ〜A6サイズまでの4サイズ展開。ケーブルレスで、冷蔵庫・冷凍庫利用も可能。
自社システムや他社システムと連携を行い、より在庫管理効率UPを実現します。