- 社内グループ間・顧客・仕入れ先などのあらゆる受発注業務を効率化
- Web検索で新規顧客を獲得、他社との差別化
- リアルタイムかつ全国展開での商品案内で既存顧客を囲い込み
- マルチデバイス対応で自社営業の販促ツールとして活用
- 実績5000社以上で、様々な業種・業務フローに合わせたカスタマイズ
受発注業務は、受注・発注に関する業務の総称です。受注ならば在庫確認から生産依頼・品質検査・出荷手配・請求書発行とそれに伴う書類作成があり、また発注ならば発注依頼から見積依頼・納期確認・納品確認・検品・支払いとそれに伴う書類作成があります。
● 受注と発注の違い 受注:自社の商品の生産・納品の注文を受けること |
どちらも煩雑で時間と手間がかかる業務が多いため、近年では受発注システムを導入してWeb上で受発注双方の各処理を完結し、業務効率化を実現している企業が数多くあります。脱アナログ化・脱エクセル化で、転記作業によるミスや工数・労力削減、スムーズな情報共有や各業務進捗の見える化が狙いです。
さらにスマホやタブレットにシステム専用のアプリをダウンロードできたり、マルチモバイル対応のシステムも増えてきました。こういった端末利用のメリットは、PCが使いにくい現場や店舗、倉庫で在庫確認して即発注する場合や顧客との商談時でもスマホやタブレットから手軽に受発注システムを利用できるという点です。
取引先や社内間の電話やFAX・メールで行っている受発注業務を全てデジタル化できる「アラジンEC」。商品名やKWでのWeb検索からの注文も受けられるので、既存顧客だけでなく、新規顧客の取り込みにも活躍します。マルチデバイスから注文履歴・在庫・出荷状況を確認できるため、自社営業による外出先での受注にも対応しています。
建設業における受発注業務を効率化できる機能が付いた「クラウド型建設プロジェクト管理サービス」。さまざまな施工業者が関わり、発注・請負・請求などの確認工数が複雑で膨大な建設業界の受発注のやりとり全体をデジタル化して全ての帳票をデータで保存。さらに電子帳簿保存法にも対応しています。
発注側は完全無料でシステムを利用できるため、受注側がシステムを導入する際に取引先の同意を得られやすいのがメリットです。さらに、スマホアプリ対応やLINE連携で発注業務の利便性もアップ。また受注側の業務(納品書・請求書作成、帳票作成、出荷指示、分析レポート作成など)にも必要な機能が十分に搭載されています。
*1:UIとはUesr Interfaceの略でコンピューターやインターネットを介して情報をやり取りする際に利用者が接する、デバイスやソフトウェアの操作画面・操作方法を示します。
受発注にともなう様々な業務フローを自動化し、さらに案件ごとの進捗を可視化、作業工程を管理し自動通知やアラート機能で受発注における各業務の対応モレを防ぎます。またスマホやタブレットからも操作しやすいUIで、利用するロケーションを限定しません。自社の受発注業務フローに合わせた仕様にカスタマイズも可能で、高い現場定着率を誇ります。
脱アナログ・脱エクセルで発注、請求書作成、集計作業を自動化した「Kintone」は受発注双方の作業工数・時間を大幅にカット。Webでカンタン発注でき、同時に受注側にも自動で注文内容を登録します。またボタンひとつで請求書を作成し、さらに帳票システムと連携してワンクリックで帳票の作成が可能。さらにリアルタイムのデータ集計・推移グラフ化で迅速な経営判断をサポートします。
突出した発注者目線でシステムを展開している「MOS5」はスマホ(iOS/Android両対応)やタブレットなどの端末での手軽でカンタンな操作だけで、より発注しやすい仕様となっています。また発注パターンを学習し“いつもの”商品・発注者のグループ分けが可能。取引先ごとに発注頻度が高い商品を上位表示することで便利で速い発注ができます。
*2:外部取引先との受発注・自社店舗から本部に発注・自社営業マンが取引先で商談し発注するなど
*上記の各社システム内容はすべて2023年11月時点での情報。
受発注システムの導入契約を締結するまでは、カスタマーサービスにより導入サポートを受けることが可能です。その期間にシステムが自社に適しているか、カスタマイズがどれだけ出来るかを検証できます。
しかしながら数多くの従業員に様々な業務フローを体験してもらうためには、まずは無料でトライアルできる受発注システムを選ぶほうがベター。
無料版は機能が限られている場合が多いですが、システムの操作性や操作画面などの使い勝手の判断材料にはなります。特にスマホやタブレットでの利用シーンが多いと考えられる場合は、モバイル端末のUIが利用しやすい仕様であるかどうかを確認するのは不可欠でしょう。
*3:無料お試しプランではなく、機能制限付きの永続無料プランが受注・発注双方にある
受発注業務は帳票や請求書などの書類作成といった事務仕事に留まりません。どれほど良い受発注システムを導入したとしても、発注・受注の双方が円滑に商品をやり取りするには、適切な在庫管理や生産管理が出来ているかどうかがスムーズな業務遂行のポイントとなります。
発注サイドの在庫管理が属人化していたり、怠っていたりすると、発注サイドは担当者の勘や経験則に基づいて発注をかけることがあります。その結果、過剰在庫や欠品の原因となることも。
それを防ぐためには、発注サイドは在庫の有高・消費スピードを把握し、安全在庫*4と発注閾値*5を決めて常に適正在庫を維持する努力が不可欠です。
また受注サイドも同じく製品の適正在庫を維持する必要があります。またそれ以外に受注生産方式を採用している場合は、発注に対していつまでに納品できるかという納期回答の精度が良好でなくてはなりません。
そのためには製品の原材料も適切に在庫管理していることが必須条件となります。原材料の在庫管理が杜撰であれば、見積や納期回答に時間がかかったり、精度が低かったりして取引先からの失注や信頼を失うリスクが増えるでしょう。
*4:安全在庫とは季節要因などの需要や調達リードタイムに多少の変動があっても対応できるように備えておく在庫量のこと。
*5:発注閾値とは安全在庫の上に、発注してから納品されるまでの期間に消費するであろう在庫量を加算したもの。
受注生産方式であっても、適正在庫を維持するための社内受注生産であっても、在庫管理だけでなく適切な生産管理が不可欠となってきます。
そうでなければ、生産スケジュールの乱れにより納期遅れや欠品に繋がったり、工程間のモノや情報の澱みが発生したりすることで後工程の手待ちのムダの発生に繋がり、結局は納期遅延となる場合もあります。
また生産工程の進捗度合を生産管理部門だけでなく、各工程間でもコミュニケーションコストをかけることなく把握することが出来れば、あらゆる生産工程における整流化に役立つでしょう。
在庫管理と生産管理特の中で特に工程管理を適切に行う方法として、IoT重量センサを用いた「スマートマットクラウド」の活用があります。
リアルタイムで在庫量データをクラウドに転送するIoT重量センサのスマートマットを用いることで、
が実現されます。
受発注双方の課題である在庫管理を、リアルタイム在庫データの一元管理と発注の自動化により在庫管理業務を最大限に効率化。さらに梱包材や検査キットなどの目が行き届きにくい副資材も徹底管理します。
また受注サイドは生産管理、特にモノや情報の流れが澱みがちな工程間のボトルネックを明らかにでき、生産ライン全体のモノの流れをコミュニケーションコストをかけずに可視化、情報共有することが可能となります。
さらに高度なAPI技術で在庫データを受発注管理システムや生産管理システム、RPAへの連携が可能。在庫管理や生産工程の課題をゼロベースにした状態で、自社に適した受発注システム×アプリや受発注システム×モバイル端末を活用できます。
*6:「情物一致」とは、管理下に置かれた「情報」と実際に現場にある「物の数や状態」が一致していること。 製造業の場合では、完成品や工程間の仕掛品、部品、原料、梱包材、消耗品などの在庫データに間違いがなく、情報と現物の状態が一致していることを意味します。
現場のあらゆるモノをIoTで見える化するDXソリューション「スマートマットクラウド」を使えば、在庫管理・棚卸の自動化・自動発注が可能になります。管理したいモノを重量センサであるスマートマットに載せるだけでOK。
重量計測のため員数管理しにくい細かい部品や液体・粉末形状の資材、また管理の難しい工程間の仕掛品もマットに置くだけで正確にカウント。もちろん製造業だけでなく、飲食業・ホテル・クリニックなどの在庫管理にも数多くの実績があります。
中央倉庫や本部倉庫だけでなく各拠点に点在している一時仮置き場・店舗・事業所、さらには冷蔵庫やラックの中など見えない場所についても、遠隔からリアルタイムで在庫を一元管理します。わざわざ現物を確認するために、現場に足を運ぶ必要はもうありません。
さらにそれぞれの適正在庫を保つためにあらかじめ決めておいた閾値を下回ると自動で発注、もしくは発注アラートを送信。自動での定量購入・定期購入はもちろん手動発注も可能なので、さまざまな発注方式に対応できます。
◆特徴
複数の部品や中間品を組み立てる組立製造では、従来のカンバン方式では別工程のモノの状況が見えにくく、そのことが前工程の滞留在庫や後工程の欠品の原因となっていました。
スマートマットクラウドは、倉庫や別工程の部品・中間品の重量を自動計測し数量をリアルタイムで可視化。
生産管理システムへの入力の手間や、コミュニケーションコストをかけることなく、工程間の連携をスムーズにし、生産リードタイムを短縮します。
◆特徴
お客様の発注先に合わせた文面でメール・FAXの送信が可能です。
推移を把握できるグラフで適切な在庫量を判断し、在庫圧縮を促進します
スマートマットはA3サイズ〜A6サイズまでの4サイズ展開。ケーブルレスで、冷蔵庫・冷凍庫利用も可能。
自社や取引先との基幹システムとCSVやAPIで連携を行い、在庫管理や発注・受注業務をより効率化させます。
スマートマットクラウドのアプリ「SMC Handy App」を使えば、スマートマットに在庫を載せる・取るときにスマートフォンのカメラでバーコードを読みこんで、在庫情報を現場でサッと登録。
商品バーコードに情報があれば、有効期限・ロット情報も登録できるようになりました。
スマートマットクラウドの初期設定も「Handy App」があれば直ちにに完了。スマートマットのシリアルIDをカメラで読み込むだけで、簡単にマットと在庫の紐付け登録ができます。
◆Handy Appの特徴