eeeCLOUD(イークラウド)在庫管理システムは、テービーテック株式会社が運用しているクラウド型の在庫管理システムです。
2019年にはITトレンド年間ランキング在庫管理システム第1位を獲得し、製造業や卸売業、小売業界から支持を集めています。
この記事では、eeeCLOUD在庫管理システムの特徴や機能、価格・料金プラン、導入事例や評判、注意点をわかりやすく解説していきます。
また、在庫管理システムを導入する際、多くの企業が合わせて検討している今、話題のIoT在庫管理との比較もご紹介!
eeeCLOUD在庫管理システムの主な特徴は、eee CLOUD(イークラウド)の3つのeが示す通り…。
eeeCLOUD在庫管理システムの気になる機能は以下の通りです。
在庫管理 | カレンダー形式で在庫数の増減を確認できる「入出庫カレンダー」と一覧で在庫数および理論在庫数を確認できる「在庫一覧」。入出庫情報をダイレクトに登録することができ、棚卸登録も可能。在庫不足または過剰の際はカラー表示でアラートし、在庫切れの防止および適正在庫を維持。 |
発注 | 仕入先への発注情報を登録・管理する機能。発注書の出力が可能。 |
受注 | 得意先からの注文情報を登録・管理する機能。請求書や納品書を出力。 |
受入 | 発注情報に対応し、受入情報を登録・管理する機能。 |
出荷 | 受注情報に対応し、出荷情報を登録・管理する機能。出荷指示書が出力でき、出荷作業時のミスを防止。 |
ロット管理 | 受入時にロットNoを登録。出庫時は、先入先出、任意ロットNo選択のどちらも対応可能。ロットNo別に在庫数を一覧で照会。 |
荷姿管理 | 得意先または仕入先ごとに荷姿を登録。在庫管理自体はバラで行うが、受発注時は設定した荷姿で登録することが可能。 |
ファイル取込 | 受発注、一部マスタにおいてファイル取込による一括データ登録が可能。他システムとの簡易的な連携にも利用可能。 |
照会 | システムに登録したデータを一覧で参照、またCSV出力が可能。 |
※2021年11月現在の情報です
eee CLOUDは低価格を売りにしている在庫管理システムです。
クラウド型なので、サーバーなどの設備投資費用は不要。通常は月額利用料以外に初期導入費用がかかりますが、初期導入費用0円のキャンペーンも実施しています。
eee CLOUD 在庫管理システムの各プランの料金をまとめました。
お試し版 | Quick版 | Lite版 | Standard版 | |
基本月額利用料 | ¥0 | 1ユーザー¥980 | ¥20,000 | ¥30,000 |
基本初期費用 | ¥0 |
¥100,000 キャンペーン参加で¥0 |
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ユーザー数 | 無制限 | 追加1ユーザー毎 +¥980 |
無制限 | 3ユーザーまで¥0。以降、追加1ユーザー毎 +¥3,000 パック料金有り (問い合わせ) |
ハンディーターミナル | 対象外 |
初期設定費用 ¥20,000 |
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スマートデバイスアプリ | 対象外 | 月額利用料 ¥3,000 | 月額利用料 ¥5,000 | |
ラベルプリンター |
対象外 |
初期設定費用 ¥20,000 |
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IPアドレス制限 | 対象外 |
1つ指定 ¥0 |
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Web発注 | 対象外
|
月額利用料 ¥10,000 |
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データ移行 | 対象外 |
お試し版からの移行 ¥0 |
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カスタマイズ | 対象外 |
要件を聞いてから見積 |
※価格は税抜き表示です
※2021年11月現在の情報です
ビデオ会議ツールを使用して、オンラインでデモが可能。
実際のシステム画面を見たり、希望の場合はハンディターミナルなどの一部オプションの使用方法も見ることが可能できます。所要時間は1時間程度。
在庫管理システムeeeCLOUDの導入検討に向けて、2週間無料でお試しができます。
ユーザー登録数やデータ登録数に制限はないので最大限に使用可能。
オンラインデモから無料お試し、打ち合わせ、見積もり、本申し込み、本番環境導入まで最短即日〜1週間(プランにより異なる)。
システムを導入する際に気になるのが、実際使った人の口コミや感想などの評判です。
そこで、実際にeeeCLOUD在庫管理システムを導入した企業の導入事例・お客さまの声からコメントをピックアップしました。
Excelに海外調達品の所要、在庫、搬入の情報を入力して在庫切れを起こさないように管理していました。ベンダー毎の管理だったため、作業が属人化してしまい、情報共有がうまくいかないことが悩みでした。eeeCLOUD在庫管理システムは、特に入出庫カレンダーが使いやすかったこともあり違和感なく導入できました。課題点だった情報共有についても解決することができましたし、価格以上の効果を得ることができて満足しています。
安価な割に機能を備えていたこと。マスタ構造が他社システムよりわかりやすかったことが導入の決め手に。在庫管理だけでなく、発注管理も効率化できました。
eeeCLOUD在庫管理システムですが、入出庫管理の効率を上げるハンディターミナルはオプション対応となります。
また、ハンディターミナルがない場合は機器を新たに購入するコストがかかかるほか、スキャンする手間がかかります。
またeeeCLOUD在庫管理システムは導入時の簡易カスタマイズは無償ですが、業種に合わせた本格的な機能追加は有償です。
実際にかかる費用を見積もり、予算に合うシステムかどうかの検討が必要です。
人の手を介した作業にはミスがつきもの。また在庫量が膨らむ原因には、勘や経験による発注があります。
そうした背景を踏まえ、近年企業が目指しているのが在庫管理の自動化です。 最も有効な方法として以下の2つが大きなキーワードになっています。
IoT機器を導入することで、「自動化」や「見える化」が可能になり、在庫管理、発注、棚卸の作業が効率的に行えるようになります。
さらにIoTで取得した在庫量推移のデータ分析を分析して、人力では発見しにくい問題や傾向なども把握でき、在庫管理の課題を解決する助けになります。
デジタルテクノロジーを駆使して、企業経営や業務プロセスそのものを根本的に改善していくDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現するために、IoTは欠かせません。
次の章では、上記のようなことが気になる方にぜひ検討してみてほしいIoT機器で行うおすすめの在庫管理についてわかりやすくご紹介します。
現場のあらゆるモノをIoTで見える化し、発注を自動化するDXソリューション「スマートマットクラウド」を使えば、簡単に自動化が可能です。スマートマットの上に管理したいモノを載せるだけで設置が完了。
あとはマットが自動でモノの在庫を検知、クラウド上でデータを管理し、適切なタイミングで自動発注してくれます
お客様の発注先に合わせた文面でメール・FAXの送信が可能です
推移を把握できるグラフで適切な在庫量を判断し、在庫圧縮を促進します
スマートマットはA3サイズ〜A6サイズまでの4サイズ展開。ケーブルレスで、冷蔵庫・冷凍庫利用も可能。
自社システムや他社システムと連携を行い、より在庫管理効率UPを実現します。
▼ eeeCLOUD在庫管理システムとスマートマットクラウドの比較
eeeCLOUD在庫管理システム | スマートマットクラウド | |
---|---|---|
入出庫管理方法 | ×(手動でカウント・データ取得) | ◎(自動でカウント・データ反映) |
在庫数の誤差 | ×(理論在庫) | ○(実在庫) |
自動発注機能 | ×(なし) | ◎(あり) |
在庫情報の共有 | ▲(製品版は3アカウント以上追加料金発生) | ◎(無制限・メールでの共有機能あり) |
eee CLOUDでは、目視で数えたりバーコードで読み取ったりした在庫の数値を手入力もしくは手動でのデータ取り込みで利用します。 人の手を介する読み取り作業が発生し、データの取得も都度おこなう必要があります。
一方スマートマットクラウドは デバイスに乗せるだけで残数を確認できます。 設定したタイミングで在庫を自動計測し、自動反映します。
eee CLOUDもスマートマットクラウドも在庫管理専用システム。在庫数が発注点を下回るとアラートする機能は共通していますが、スマートマットクラウドには自動発注機能がついています。
現場と管理部門、支店と本部間の在庫情報の共有がうまくいかないと、過剰発注や在庫切れのミスが出やすくなります。 eee CLOUDでも複数アカウントでの管理が可能ですが、製品版は3アカウント以上には追加料金が発生します。
スマートマットクラウドは、標準料金でログイン情報を共有している全員で在庫情報を確認でき、在庫一覧メールで数量共有もできます。
在庫管理や棚卸の業務負担にお困りですか? 「スマートマットクラウド」が毎日の在庫管理業務を、劇的に改善。
「管理商材が多く、バーコードで読み取る作業が大変」
「初期投資費用がかかりすぎる」
「システムを入れたけど結局棚卸が必要」
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