Musubi AI在庫管理とは、薬局向けサービスの開発・提供を行っている株式会社カケハシ(KAKEHASHI)が2021年9月8日に提供を開始した、AIを活用し、薬局の業務効率と在庫管理を効率化するクラウド型の医薬品在庫管理・発注システムです。
服薬期間中のフォローや地域連携薬局などの改正薬機法や毎年の薬価改定、調剤報酬改定による調剤料の減少といった薬局経営に大きく関わる課題や不安の改善をサポート。
デジタルの力で薬局の経営・業務そのものを変革すること=「薬局DX」(デジタルトランスフォーメーション)として注目を集めているMusubi AI在庫管理。
この記事では、Musubi AI在庫管理の特徴や機能、価格、サポートについてわかりやすく解説していきます。
また、また、病院・医療・薬局の在庫管理・発注を自動化するソリューションとして今、話題の今、話題のIoT機器についてもご紹介します。
では、まずMusubi AI在庫管理の主な特徴を見ていきましょう。
「空き箱発注にしているので常に在庫が過剰気味かも」「発注点発注にしているけど、発注点の管理が面倒」といった課題を解消。
AIによる需要予測アルゴリズムが毎日の発注おすすめリストを提示。
薬局の在庫管理に適した独自コード(特許出願中)を開発。
AIアルゴリズムが独自コードを自動で紐づけるため、患者さんにとって必要な違い(PTP/バラ、壺/チューブやエンシュアの味など)での在庫管理がカンタンにできます。
*PTP(press through pack):包装シートとは薬を包装する方法の1つで、錠剤やカプセルをプラスチックとアルミで挟んだシート状のもの。プラスチック部分を強く押す事でアルミが破け、中の薬が1錠ずつ取り出される仕組み。
*エンシュア:食事がとれないときに用いる総合栄養剤。
自店舗だけではなく、他店舗の不動在庫・有効期限切迫品も確認可能。他店舗への在庫融通機能やPharmarket*への「らくトク売却機能」により、不動在庫をスムーズに圧縮。
*店舗間融通・売却機能は現在開発中
*Pharmarket(ファルマーケット):調剤薬局様の『不動在庫』を、シート単位で買い取りし、販売している医療機関限定の会員制サイト。
Musubi AI在庫管理の主な機能は以下の通りです。
Musubi AI在庫管理は、基本プランですべての機能・サービス・サポートを利用することができます。
Musubi AI在庫管理は、薬局体験アシスタント「Musubi」のオプションサービスですが、提供する別機器の設置によって「Musubi」の導入有無にかかわらず利用が可能となります。
Musubi AI在庫管理のリリースを記念して、薬局DXをはじめる薬局を応援するキャンペーンを実施中。
2022年3月末までの申し込みで、初期費用が無料&月額使用料が最大2年間無料になるなど各種割引キャンペーンが適用されます。
価格 | Musubi AI在庫管理ベーシックプラン | Musubi AI在庫管理らくトク売却プラン | ||
Musubi導入済み | 初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
月額使用料 | 3,000円 | 半年無料 | 半年無料・AI在庫管理経由での売却回数に応じて無料期間延長 | |
Musubi未導入 | 初期費用 | 100,000円 | 無料 | 無料 |
月額使用料 | 5,000円 | 半年無料 | 半年無料・AI在庫管理経由での売却回数に応じて無料期間延長 |
*2021年12月時点
詳細はMusubi AI在庫管理の公式サイトから問い合わせを。
機能追加・アップデート | 2年で80回超のアップデート実績 |
電話サポート | 100%応答!不通時は折り返し対応を徹底 |
遠隔サポート | 技術担当による直接対応 |
ユーザーコミュニティ参加 | 勉強会や交流イベントなど随時開催 |
ユーザー追加 | 店舗の人員拡大にも柔軟に対応可能 |
AIによる在庫管理は大きなメリットが多々ある一方で、以下のような点に注意が必要です。
これらを踏まえ、自社の業務内容や課題やコストと合っているか、使いこなせるかをしっかり検討しましょう。
次の項では、人力や手間もかからず、遠隔管理も可能な今、話題のIoT機器について詳しく解説していきます。
上記のような在庫管理・棚卸・発注の課題を解消するなら、IoT機器と併用するのも解決策の一つと言えるかもしれません。
新型コロナウイルス、人手不足などさまざまな問題に直面している状況下において、いかに効率化して正確に在庫管理・自動発注・棚卸を行うことができるかが重要となります。
そこで注目され、近年続々と各企業で導入されているのが在庫管理・棚卸・発注の自動化であり、その最も有効な方法として以下の2つが大きなキーワードとされています。
企業の営みや産業全体をデジタルの力でよりよくしていく取り組み
● IoT(Internet of Things)
IoT=「モノのインターネット化」
IoT機器を導入することにより、「自動化」や「見える化」が可能になり、棚卸、現場作業の改善、在庫管理、発注管理、品質管理なども効率的に行えるようになります。
このように稼働状況や生産状況、在庫などのデータを分析することで、人力では発見しにくい問題や傾向なども把握できるようになり、生産性の向上やロスタイムの削減につながります。
デジタルテクノロジーを駆使して、企業経営や業務プロセスそのものを根本的に改善していくDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現するためにIoTは欠かせない要素となります。
また、新型コロナウイルス対応などで業務に忙殺されている医療分野や調剤薬局、リモートワークを取り入れたい現場スタッフをサポートすることも大いに期待されています。
次の章では置くだけで在庫の見える化が可能!今、話題のIoT機器「スマートマットクラウド」をご紹介します。
現場のあらゆるモノをIoTで見える化し、発注を自動化するDXソリューション「スマートマットクラウド」を使えば、貴院でも簡単に自動化が可能です。
スマートマットの上に管理したいモノを載せるだけで設置が完了。あとはマットが自動でモノの在庫を検知、クラウド上でデータを管理し、適切なタイミングで自動発注してくれます。
「スマートマットクラウド」は、メール・FAXに加え、医薬品やディスポーザブル製品の受発注などに広く使われている標準商品コード「メディコード」を使ったAPI連携により、貴院で現在お取引のある主要ディーラーに対し自動で発注を行うことができます。
貴院のスペースや使用状況、導線に合わせた設置が可能です。