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スマレジを使った在庫管理【特徴・機能・価格プラン・マニュアル・メリット・デメリット・IoT機器との比較】

作成者: Admin|2021/06/21 6:56:09

スマレジとは?スマレジを使った在庫管理とは【小売店向け在庫管理 リテールビジネス】

スマレジとは、株式会社スマレジが提供するiPad・iPhone・iPod touchアプリを使った無料で使えるPOSシステムです。

業種・業態・規模を問わず、1店舗から600店舗以上を運営する事業者まで、幅広く利用されています(※2021年5月時点の登録店舗数)。

そして、スマレジには、レジ機能のほかに顧客管理、複数店舗管理、外部システム連携などさまざまな機能があり、その中の一つにあるのが「小売店向け在庫管理 リテールビジネス」機能です。

この記事では、このスマレジの小売店向け在庫管理をピックアップ!

特徴や機能、料金プラン、マニュアル、メリット・デメリットをわかりやすく解説していきます。

また、在庫管理ツールとして人気を集めている今、話題のIoT機器を使った「スマートクラウド」との在庫管理機能の比較もあわせてご紹介!

スマレジ在庫管理の特徴・機能

スマレジの在庫管理は、大量の商品を扱うアパレル業などの小売業(リテールビジネス)で、フルに活用できるように特化した機能が充実しています。

接客しながら、その場で在庫参照ができるため、顧客を待たせることなく、目の前で商品在庫を伝えることができるので、コミュニケーションを途絶えさせることなく、接客が可能に!

そして、スマレジには、無料で使える簡易な在庫管理機能と、本格的な高度な在庫管理機能があり、小売・アパレル向けの、高度な在庫管理が可能なフル機能プランがリテールビジネスプランです。

スマレジの簡易在庫管理

スマレジには、無料で使える簡易な在庫管理機能があります。

主な機能は以下の通り。

在庫数を入力する

店舗ごとに商品の在庫を設定することが可能。在庫数を設定することで、商品を販売した際に設定した在庫数から自動で販売数が引かれ、現在の在庫数を知ることができます。

『データ収集』機能の操作(簡易的な棚卸)

端末の商品情報をCSVファイルにしてメール送信する機能。棚卸や入出荷管理に活用する事が可能。商品情報は『商品リストからの選択』、『商品コード入力』、『バーコードスキャン』で登録。

『在庫調整』機能で在庫数を変更する【管理画面】

商品の在庫数を調整する機能。管理画面上で在庫数を入力したり、CSVデータを用いた在庫数の一括調整が可能。

『在庫調整』機能で在庫数を変更する【アプリ】

商品の在庫数をアプリで追加する場合に、スマレジ・アプリの『在庫調整』機能で対応することが可能。管理画面を通さずに、アプリから直接商品の在庫数を追加。

まとめて販売した商品の在庫を管理する

特定の商品が売れたら、他の商品の在庫も自動で減る。という、在庫を引き当てる設定をすることが可能。

※2021年6月時点

※リテールビジネスプラン以外の人向け(プランの詳細は価格プランの章を参照)

スマレジの高度な在庫管理【リテールビジネスプラン】

主な機能は以下の通り。

在庫変動履歴 

「いつ仕入れて、いつ売れたのか」「どの店舗で何個保管されているのか」などがひと目でわかります。商品の履歴を時系列で細かく管理することができます。

・在庫参照
店舗をまたいで特定商品の在庫数を参照することが可能。

・変動履歴
店舗をまたいで特定商品の在庫変動履歴を参照することが可能。

・ロス登録
誰がいつどこで何を何個どのような理由でロスしたのか詳細を記録。

・ロス一覧
過去に発生したロス履歴を検索、一覧表示。

棚卸

バーコードリーダーなどを使って効率的な棚卸ができます。棚卸の進捗状況などもリアルタイムで管理。

・棚卸実施
管理画面や、レジ端末から棚卸を実施。デジタルにより棚卸業務を効率化。

・簡易棚番記録
棚卸実施時に簡易メモを残すことができ、棚番として利用可能。

・棚卸履歴
棚卸の実施履歴を閲覧することが可能。また理論値と実数の差異をPDFで出力することもできます。

店舗間移動機能

店舗間の在庫移動が可能。他店に対し、出庫依頼をしたり、出庫登録をすることができます。

・出庫依頼
他店に対し、出庫依頼を登録することが可能。(複数店舗の場合)

・出庫
管理画面や、レジ端末から他店に対し、商品を出庫させることが可能。

・入庫
管理画面や、レジ端末から他店から送られた商品を入庫させることが可能。

発注・入荷・出荷機能(小売一般)

発注情報を登録することで、入荷担当者に対し、いつ頃、どういう商品が入荷するのかを通知可能。

・発注登録
発注情報を登録することが可能。

・配分
発注時に、各店舗の入荷数を個別に指定することが可能。

・発注履歴
過去の発注履歴を検索・表示。

・入荷予定
発注時に指定した日付情報から、入荷予定を表示。

・入荷一覧
入荷登録を行った後、過去の入荷履歴を検索・表示。

・仕入一覧
月次または、仕入先毎の入荷が完了した商品の一覧を表示。

・出荷登録
出荷する商品の出荷情報を登録。

・出荷一覧
過去の出荷履歴を検索・表示。

スマレジAPI【プレミアム以上】

スマレジAPIとは、外部システムと連携するためのプログラミングインターフェースです。

さまざまなシステムと連携でき、店舗の運営に応じた柔軟な拡張性を与えます。

このスマレジAPIを利用して、商品情報や売上情報などのスマレジのデータと、CRMやERPなどの社内システムや外部サービスを自由に連携することができます。

そして、リテールビジネスプラン(詳細は次の章の価格プランを参照)のスマレジAPIでは、「在庫管理情報」も利用することができ、発注・入庫・出庫・入荷・出荷・ロスなどの高度な在庫情報との連動も可能。

スマレジ在庫管理の価格プラン

スマレジには、スタンダード、プレミアム、プレミアム プラス、フードビジネス、リテールビジネスと利用状況や業種で選べる5つのプランがあります。

そして、小売・アパレル向けの、高度な在庫管理が可能なフル機能プランがリテールビジネスプランです。

ここでは、おすすめのリテールビジネスプランの機能と価格を詳しくご紹介します。

  • リテールビジネスプランの価格

    1店舗につき / 月額 13,200 (税込)円 / 1日あたり440円

機能一覧

レジ機能(レジ端末は、1店舗につき3台まで利用可能。※追加の場合、別途1,320円(1台/税込月額)
スマレジ・アプリマーケット
引換券印刷
商品点数10万点(商品点数10万点以上、会員数10万人以上の場合は、従量課金制。詳細は、要問い合わせ)
複数店舗管理
PL(損益)管理
ユーザー権限設定
ログイン・操作ログ管理
スマレジAPI利用(スマレジ・プラットフォームAPIは開発パートナーも利用可能)
外部システム連携
顧客管理10万件(商品点数10万点以上、会員数10万人以上の場合は、従量課金制。詳細は、要問い合わせ)
電話サポート
小売店向け在庫管理
パスポートカメラ読取
免税手続き電子化
セルフレジ(β版)(プレミアムプラスプラン以上で利用できる機能。利用料は1台/税込月額1,100円
自動釣銭機連携

※2021年6月時点

スマレジは30日間お試しが可能

スマレジには、アカウントを新規作成すると30日間は無料ですべての機能が使える無料お試し期間が設けられています。

アカウント作成から30日間は、すべての機能と電話による導入サポートを無料で利用可能!

有料プランへの申し込みがないまま30日過ぎると、自動的に無料のスタンダード・プランに移行します。

アカウント作成は公式サイトの「アカウント作成(無料)」から。

スマレジ在庫管理の使い方・マニュアル【導入サポートサービス】

在庫管理の導入は、慣れるまで大変な労力が必要になります。

そこでスマレジ では、スマレジを使った発注仕入・店舗間移動・棚卸などの在庫管理業務についてのオリエンテーションを実施し、導入完了するまでサポートしてくれる「在庫管理 導入サポートサービス330,000円 / 1ヶ月(税込)を用意しています。

運用方法をスマレジのスタッフが一緒に考えながら決定し、運用稼働させてくるので、機械やシステムが苦手、導入が不安という人も安心です。

また、「スマレジ在庫管理操作マニュアル」は公式サイトのダウンロードページからダウンロードできます。

スマレジ在庫管理のメリット

アパレルなど小売業の在庫管理機能が充実

・無料で使える簡易在庫管理機能がある

iPad・iPhone・iPod touchアプリを使うため、接客しながら、その場で在庫参照が可能。顧客を待たせることなく、目の前で商品在庫を伝えることができる

POSシステムなので、在庫管理以外のさまざまな機能が充実

・スマレジ・ショールーム(恵比寿・品川・新宿・名古屋・大阪・福岡)があり、実際に説明を受けながら、導入の相談や見積もりが可能(来社が難しい場合は、オンラインでの相談も受け付け)

スマレジ在庫管理のデメリット・注意点

さまざな機能やメリットがあるスマレジ在庫管理ですが、以下のような点には注意が必要です。

アパレルなど小売業に特化した在庫管理機能なので、他の業種では物足りない可能性も

・無料で使える簡易在庫では足りない機能もあるため、有料のリテールビジネスプランへの申し込みが必要

POSシステムなので、在庫管理に特化したいシステムが欲しい場合には不向きなことも

バーコードリーダーなどが自社にない場合、新たに導入するコストがかかる

バーコードリーダーなどで読み込む(スキャンする)手間がかかる

読み取る商品を間違えたり、一度読み込んだのにそれが完了しているかどうかのミスは完全に防げない

これらを踏まえ、自社の業務内容や課題やコストと合っているか、使いこなせるかをしっかり検討しましょう。

次の項では、人力や手間もかからず、遠隔管理も可能なIoT機器について詳しく解説していきます。

スマレジ在庫管理の課題を解消するIoT

在庫不足は売上の減少に、過剰在庫は倉庫スペースの圧迫や在庫ロスに繋がるため、在庫管理は必要不可欠な業務です。

新型コロナウイルス、人手不足などさまざまな問題に直面している状況下において、いかに効率化して正確に在庫管理を行うことができるかが重要となります。そこで注目され、近年続々と各企業で導入されているのが在庫管理の自動化であり、その最も有効な方法として以下の2つが大きなキーワードとされています。

DX(デジタルトランスフォーメーション)

企業の営みや産業全体をデジタルの力でよりよくしていく取り組み

IoT(Internet of Things)

IoT=「モノのインターネット化」

IoT機器を導入することにより、「自動化」や「見える化」が可能になり、棚卸、現場作業の改善、在庫管理、工程管理、品質管理なども効率的に行えるようになります。

このように稼働状況や生産状況、在庫などのデータを分析することで、人力では発見しにくい問題や傾向なども把握できるようになり、生産性の向上やロスタイムの削減につながります。

デジタルテクノロジーを駆使して、企業経営や業務プロセスそのものを根本的に改善していくDX(デジタルトランスフォーメーション)を実現するためにIoTは欠かせない要素となります。

また、新型コロナウイルス対応などで業務に忙殺されている医療分野や調剤薬局、リモートワークを取り入れたい現場スタッフをサポートすることも大いに期待されています。

次の章では置くだけで在庫の見える化が可能!今、話題のIoT機器「スマートマットクラウド」をご紹介します。

バーコード管理作業は不要!あらゆる種類の在庫管理に対応する!スマートマットクラウド

現場のあらゆるモノをIoTで見える化し、発注を自動化するDXソリューション「スマートマットクラウド」を使えば、簡単に自動化が可能です。スマートマットの上に管理したいモノを載せるだけで設置が完了。

あとはマットが自動でモノの在庫を検知、クラウド上でデータを管理し、適切なタイミングで自動発注してくれます。

さまざまな自動発注に対応

お客様の発注先に合わせた文面でメール・FAXの送信が可能です。

在庫圧縮を促進

推移を把握できるグラフで適切な在庫量を判断し、在庫圧縮を促進します

置く場所を選びません

スマートマットはA3サイズ〜A6サイズまでの4サイズ展開。ケーブルレスで、冷蔵庫・冷凍庫利用も可能。

スマレジ在庫管理とスマートマットクラウドの比較表

  スマレジ在庫管理 スマートマットクラウド
業務負担 ×(毎回スキャン) ◎(載せるだけ)
遠隔管理 ×(現場でスキャン) ◎(リモートで確認OK)
在庫の管理方法 手動でバーコードをスキャン ※別途
バーコードリーダー必須
自動で数量計測
棚卸の作業 手動でバーコードをスキャン ※別途
バーコードリーダー必須
自動で数量計測