・業務量の負荷が非常に高い介護施設の現場では、一人ひとりの職員が複数の作業を同時に対応する状況が恒常化していた
・老人ホームに対する業務用品の納入は提携サプライヤーが定期契約で請け負っているものの、前著のような状況から施設内の在庫・残数管理が疎かになりがちだった
・施設内の各フロア、複数拠点で同一商品を管理しているため、「どこに消耗品がいくつあるか」が構造的に見えづらい状況だった
・まずは同一フロアの複数地点にスマートマットクラウドを設置し、消耗品(介護用オムツやペーパータオル、トイレットペーパー)の管理を一元化
・現状は管理画面を通じた消耗品の一元管理・遠隔監視と在庫量が規定値を下回った時に担当者へメール通知する運用にしている
現在はテスト的にスマートマットで管理する商品数を限定している。
総務担当者が実際に点在する保管場所を巡回することなく、スマートマットクラウドの管理画面上で在庫の一元管理ができるメリットを体感できている。
・将来的には、残個数が一定の基準を下回った際には提携サプライヤーに通知がいき、保管場所まで直接届けてもらうことを検討中