ASKULでオフィスのコピー用紙発注を自動化し、補充効率化を実現

アスクル株式会社導入事例

アスクル株式会社

業種:小売業
従業員数:3,297名(連結 2021年5月20日現在)

IoT機器スマートマットを活用したコピー用紙自動配送サービス化に関し、今回はアスクル株式会社BtoBカンパニーOAPC事業本部の堀田様、竹久様にお話を伺いました。

  • コピー用紙自動配送サービスにおいて、実際の使用量に応じた数量をきちんとお届けできるサービスが欲しかった
  • お客様の手間を少しでも減らし、ファンになっていただくため、定期配送サービスや自動配送サービスなどを充実させたかった

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ASKULのサービス概要についてお聞かせください

堀田様

アスクルが運営する「ASKUL」は、あらゆる仕事場で必要なモノやサービスを提供する事業所向け(BtoB)通信販売サービスです。1992年の創業以来、日本中の多くのお客様に支持されています。

取扱商品は、文具・事務用品、生活用品、家具から、製造業や建設業向けの専門用品、医療現場向けの一般医療用消耗品・医療材料まで多岐にわたり、現在は約610万アイテムの商品ラインナップです。ASKULのウェブサイトからワンストップで注文いただき、全国8か所の物流センターから、当日・翌日配送でお届けしています。

スマートマットを活用したコピー用紙自動配送サービスの概要を教えてください。

竹久様

2019年2月末から、「コピー用紙自動配送サービスwithスマートマット」をスタートしました。

弊社ではコピー用紙を販売していますが、まずはコピー用紙の中でも売れ筋の4商品に絞って自動配送サービス展開を開始しています。サービス利用料金はレンタル形式で月額料300円(税抜き)です。

重量センサーを搭載したIoT機器スマートマットを活用し、コピー用紙がお客様の設定した残量以下になると自動で弊社に発注依頼が届くシステムとなっています。その時点から翌営業日以内に倉庫から該当商品を発送してお届けするサービスです。

今回スマートマットサービスを導入したオリジナルコピー用紙は、高品質・低価格をご支持いただき、当社調べでは日本で一番使われています。

アスクル株式会社様インタビュー

コピー用紙自動配送サービスを始めようと思ったきっかけを教えてください。

竹久様

弊社では、自動配送サービスを始める前から「定期配送サービス」というコピー用紙の配送サービスを展開しています。定期配送サービスは、お客様が設定したコピー用紙の数量を、一定期間のサイクルで定期的にお届けするサービスです。定期配送サービスも、お客様が発注を都度行うことなく定期的に商品が届くので、発注の手間を削減できるという声をいただいています。その一方で、お客様は毎月同じ量のコピー用紙を必ずしも使用するわけではなく、月によって消費量は増減するケースもあります。

この課題をどう解決するかを検討している中で、実際の使用量に応じた数量をきちんとお届けできるサービスがあればという構想から、IoT機器スマートマットを活用した自動配送サービスに行き着きました。

通販大手アスクルのコピー用紙自動配送サービス

※上記画像は2019年2月時点のものです

スマートマットをどのようにお知りになりましたか?

堀田様

コピー用紙の使用量に応じた数量をお届けするサービスについて社内で検討をしていたところ、別の切り口で重量センサを利用したサービス展開を検討している他部署スタッフからIoT機器スマートマットというサービスがあるという紹介をもらい、活用の可能性を感じて連絡を取りました。

定期配送とスマートマットとの組み合わせはどの段階でお考えいただいたのでしょうか?

堀田様

弊社では定期配送の案は以前からあったのですが、2018年2月のリリース以降、多くのお客様にご利用いただいていて、現在は約6,000社にものぼります。それだけ買い忘れを防止して、顧客利便性の向上に貢献出来ている証左だと感じています。

定期配送サービスでの力強いニーズを汲み取ったことで、実消費量に基づく自動配送サービスを検討するプロセスが現実味を帯びてきました。

通販大手アスクルの自動発注インタビュー事例
竹久様

コピー用紙を頻繁に使用されるお客様に、弊社サービスのファンになって頂く為に、サービスを更に拡充させる必要があると感じていました。

コピー用紙で言えば、買い忘れてしまって在庫がない場合、近くのホームセンターや100円ショップ等に買いに行くことが多々あります。そのようなお客様の手間を少しでも減らす為に、定期配送サービスや自動配送サービスは有効と考えています。

お客様からスマートマットを活用したコピー用紙自動配送サービスに関し、どのようなフィードバックが寄せられていますでしょうか?

竹久様

まだサービスを開始して間もないですが、お客様からは、繁忙期で代わりに在庫を確認し、発注してくれるという部分が便利という声を頂いています。発注頻度が高ければ高いほど利便性を感じて頂けると確信しておりますので、在庫管理・発注代行を行うことで弊社の思いに共感いただけるお客様を増やして行きたいと考えています。

ハードウェアに関しては、弊社ではA3タイプのスマートマットを使用していますが、小物類の管理でも利用したいという声を頂いていますので、今後小型サイズの投入に関しても検討をしていきたいと考えています。

商品ラインナップに関しては、コピー用紙以外にも商品の自動配送のご要望を頂いています。多いのはボトル系の飲料で、他にも小さい商品を乗せることができるようなマットがあれば良いといったお声も。他商品でもスマートマットとの組合せを拡充していけると良いですね。

Wi-Fi設定については詳しくないお客様もいらっしゃるので、その辺りの設定もより簡易的にできるとありがたいですね。また将来的にはブラウザ上で利用可能なスマートマット管理画面に加えて、アプリで簡単に管理できたら良いという声もいただいています。

通販大手アスクルコピー用紙の自動配送

今後の展望に関して可能な範囲でお聞かせください。

竹久様

今後の展望として2点検討を行っています。

現在自動配送サービスを展開しているのは、中小事業所向けのアスクルWebサイトをご利用頂いているお客様のみとなっています。
弊社のサービスには「ソロエルアリーナ」という中堅・大企業向けのサービスがあり、そちらで自動配送サービスを展開し、ご利用いただけるお客様を拡大していくというのが1点目の展望です。大企業のお客様の方がコピー用紙の使用量は多いですし、発注や在庫確認の手間を削減する効果は大きいと考えています。

もう1点は、商品ラインナップの拡充です。ペットボトルや来客用のお茶等の管理に使いたいと考えているお客様がいらっしゃいますので、商品ラインナップを充実させることで、お客様の更なる利便性向上をサポートしたいと考えています。

アスクル株式会社|スマートマットクラウド導入の概要

導入目的
  • お客様に自動配送サービスを利用して使用量に応じて自動でコピー用紙を配送
管理商材
  • オフィス等でのコピー用紙の在庫管理・自動発注
スマートマット導入の決め手
  • コピー用紙を頻繁に使用されるお客様に対して、買い忘れ防止や更なる利便性向上に有効と感じた
今後の展開
  • 中堅・大企業向けサービス「ソロエルアリーナ」での展開
  • 現在のコピー用紙からペットボトルや来客用のドリンク等、管理商材を増やしていきたい

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