導入事例|スマートマットクラウド ゼロクリック在庫管理

ルーティーン作業ゼロへ。宿泊客に提供するリネンや食材管理を自動化

作成者: Admin|2021/03/18 9:20:11

 

最初に、FIKAの会社概要についてお聞かせください。

ホステル運営を主力にインバウンド関連事業を展開

范様:

ホステルの運営を中心にインバウンド事業を行なっています。

株式会社FIKA(フィーカ)は、ホステル運営を主力としたインバウンド関連事業を手掛ける会社です。
都内でhostel DEN(ホステル・デン)、UNPLAN Kagurazaka(アンプラン・神楽坂)、UNPLAN Shinjuku(アンプラン・新宿)の3軒のホステルを運営しています。

「ルーティン作業をほぼゼロにしたい」という思い

スマートマットを導入することにした決め手について教えてください。

范様:

余分な作業をほぼゼロにすることができると感じました。

「ルーティン作業をほぼゼロにしたい」ホステル運営において、私たちはそのような思いを常々持っていました。単純作業はなるべく機械に任せて合理化を図り、それによってできた時間を宿泊ゲストへの接客やサービスに使いたいからです。


弊社のホステルは外国人宿泊客が非常に多いため、働いているスタッフも外国籍の割合が高いのが特徴。社内の共通言語は英語ですので問題ありませんが、在庫の確認や発注には日本語が必要な場面も多く、たびたび発注ミスなどのトラブルが起きていました。


例えば以前、宿泊ゲスト全員分のシーツの在庫がひとつの場所に納品されていなかったというトラブルがあり、探すのに時間を取られてベッドメイキングがスムーズにできなかったことがありました。


店舗のマネージャーは普段、売上管理やスタッフ教育など多岐に渡る業務を担当しています。それに加えてこうした在庫管理やトラブル対応までするとなるとかなりの負担がかかります。


会社としても単純作業やトラブル対応のストレスをなるべくスタッフに与えたくないですし、スマートマットを導入することで余計な負担をほぼゼロにすることができると思い、導入を決めました。

遠隔管理・見える化・適正在庫管理に活用したい

これから利用していく上で、どのような点を期待しますか?

范様:

無人ホステルでの遠隔管理や見える化、適正在庫の管理に期待します。

やはり在庫管理や発注が自動化出来るのは非常に大きいです。今後、地方で無人ホステルを運営する構想もありますので、遠隔管理や見える化を図るための第一歩として「UNPLAN Shinjuku」に導入しました。


今までの発注作業は正直なところ、発注者の何となくの感覚で行なっていた部分もあり、実際に過剰発注が起こることもありましたし、反対に必要な物が足りていないこともありました。


その作業がマットに物を置くだけで自動化できるのであれば効率的ですし、経験のない新人スタッフでもミスなく作業ができるようになるでしょう。

リネンや食材・ドリンク類の管理に

今後、スマートマットをどのように運用していくご予定ですか?

范様:

リネン倉庫内やカフェ・バーなどの冷蔵庫にも活用していきたいと考えています。

IoT機器スマートマットは品目に限らず様々な物品の管理が可能ですので、リネン倉庫内やホステルに併設しているカフェ・バーの冷蔵庫などでも使っていきたいと思います。


食材やドリンク類の賞味期限の管理もできたり、多岐に渡って役立ちそうなので期待は大きいですね。

取材後記

FIKAは、ホステルやホテルのコンサルティング・マーケティング、経営・運営を手掛ける会社です。
「訪日観光客が楽しく快適に旅行できる環境を創ろう」「サービスを創り出せる集団になって、喜びと驚きを生み出そう」をミッションに、インバウンド観光のプラットフォームを目指しています。

スウェーデンでは「Fika」はおやつを意味し、遊びや仕事の最中でも皆で集まってお菓子や飲み物で一息つく習慣があります。
仕事をする上でそんな和やかな時間と雰囲気を取り込みながらも、しっかりと皆でひとつのゴールに向かってサービスを創っていきたい。
社名の「FIKA」には、そういった思いが込められています。

外国籍のスタッフが多いことから、一定の日本語力を求められる在庫管理や発注に問題を抱えていました。
また、ルーティン作業をほぼゼロにすることを目標としている同社。スマートマットとの出会いは、これらの課題を同時に解決に導きます。

スマートマットは単純作業を自動化することで、作業スタッフを他の重要な業務に注力させることが可能となるIoT製品。
スマートマットは宿泊施設をはじめとした、お店や倉庫での在庫管理・棚卸・発注作業から解放されることをお手伝いします。